押し目買いで反発も、勢い継続は難航　仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル）・ビットコインキャッシュ

BTC/USDT

ビットコインは5月24日にダウントレンドラインを上抜けし、下値での強い買いを示した。弱気派は5月25日に価格をダウントレンドラインの下に引き戻そうとしたが、失敗に終わった。

価格の反発によって価格は今日、40,841ドルまで上昇したが、ローソク足の上ヒゲは高値で売りが行われたことをを示している。負の傾きを示す20日指数移動平均線（43,967ドル）と38を下回る相対力指数（RSI）からは、依然、市場は弱気派に有利であることがわかる。

もし価格が現在のレベルから下降に転じた場合、弱気派は価格を34,000ドルまで引き下げようとするだろう。このレベルが下抜けた場合、BTC/USDTペアは3万ドルの重要なサポートを再テストする可能性がある。そのためこのサポートは重要だ。

上昇局面では、強気派が優位に立つためには、価格を20日EMAの上に押し上げて維持する必要がある。それができれば、50,000ドルまでの上昇も見えてくる。

イーサの反発の値動きは、フィボナッチリトレースメント38.2％レベルの2,738.74ドルを超えて上昇しており、安値での積極的な買いを示している。しかし、弱気派は移動平均線付近でリリーフラリーを停滞させようとしている。

現在のレベルから下降に転じた場合、弱気派は下降トレンドを再開しようとするだろう。下値の最初のサポートは2,378.54ドル、そして次は2,079.94ドルだ。このサポートから反発した場合、数日間はレンジ相場が続くことになる。

しかし、弱気派が2,000ドル以下の価格を維持すると、ETH/USDTペアは1,728.74ドルの重要なサポートを再テストする可能性がある。

この仮定に反して、強気派が価格を20日EMA（2,936ドル）の上に押し上げれば、3,362.72ドルのフィボナッチリトレースメント61.8%レベルまで上昇する可能性がある。このような動きは、短期的な下降トレンドが終わったことを示す。

強気派は5月24日に0.88ドルのレジスタンスラインの上に押し上げ、リリーフラリーの始まりを示唆した。弱気派は5月25日に0.88ドルを割り込ませようとしたが、失敗した。これは、強気派が0.88ドルをサポートに反転させようとしていることを示している。

XRP/USDTペアは20日EMA（1.19ドル）まで上昇する可能性があるが、ここは強固なレジスタンスとして機能するだろう。このレジスタンスから価格が下落に転じた場合、弱気派再び0.88ドルのサポートを破ろうとする。

これが実現すれば、5月23日の安値である0.65ドルを再び試すことになる。このサポートも割れてしまうと、0.56ドルまで下落幅が拡大するかもしれない。

逆に、次の下落局面で強気派が0.88ドルのサポートを守ることに成功すれば、移動平均線を超えてダウントレンドラインまで上昇する可能性が出てくる。このレジスタンスをブレイクアウトすれば、次の上昇局面に入るだろう。

ビットコインキャッシュ（BCH）は、5月24日に685.36ドルのレジスタンスを超えて上昇し、5月25日には強気派がこのレベルをサポートに反転させた。強気派が価格を800ドル以上に押し上げれば、移動平均線まで上昇する可能性がある。

下降している20日EMA（908ドル）と43以下のRSIは、弱気派に有利な相場であることを示唆している。20日EMAから下降に転じた場合、BCH/USDTペアは685.36ドルまで下落するかもしれない。

このサポートを跳ね返せば、センチメントがポジティブになり、トレーダーが押し目で買っていることを示唆する。これにより、移動平均線を上抜けする可能性が高まる。

逆に、685.36ドルを下回ると、538.11ドルまで下落し、5月23日の安値468.13ドルを再び試すことにつながるだろう。

ここに表示された見解および意見は、著者のものであり、必ずしもコインテレグラフの見解を反映するものではありません。すべての投資とトレーディングにはリスクが伴うため、意思決定の際に独自の調査を実施する必要があります。市場データは、HitBTCから提供されています。

参考資料：https://jp.cointelegraph.com/news/price-analysis-5-26-btc-eth-bnb-ada-doge-xrp-dot-icp-uni-bch　

Source: 仮想通貨情報局