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ビットコインATM最大手、リップル子会社スプリングから資金調達し、ウォレット開発や国際展開へ

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デジタル通貨向けのキオスクやATMを提供するコインミー(Coinme)の発表によると、リップル(Ripple)の子会社スプリング(Xpring)やブロックチェーン・ファイナンス・ファンド(Blockchain Finance Fund)が参加したシリーズA-1の資金調達ラウンドで150万ドル(約1億6,000万円)を調達した。

調達された資金は、アメリカ向けや国際的なサービス拡大のための追加のライセンス取得のために使われる予定だ。

コインミーの共同創業者兼CEOのニール・ベルグクエスト(Neil Bergquist)氏はCoinDeskに対して、同社はアメリカの29州でビットコインATMを運営するライセンスを取得しており、近い将来さらに多くの州ライセンスの申請を行う予定である、と述べた。国際市場に関しては、仮想通貨の人気の高さから、欧州、中南米に目を向けている、と同氏は付け加えた。

スプリングは、リップルの開発者イニシアチブであり、その投資はブロックチェーン技術企業を対象としており、ビットコインキオスク業界への初めての投資となる。

コインミーは、過去数年におけるコインスター(Coinstar)由来のものを一部含む転換社債350万ドル(約3億7800万円)など前回の資金調達で計450万ドル(約4億8600万円)、そして2017年初めにはベンチャーファンドによる150万ドル(約1億6200万円)の調達をしてきた、と同氏は語った。

2,500を超えるキオスクを抱える同社は現在、世界最大のビットコインキオスクネットワークを誇る。同社は2014年にビットコイン取引所として始まり、2019年1月にはコインを現金に替えるコインスター(Coinstar)両替機を自社サービスに統合した。

コインスターのキオスクでは、紙幣や小銭を、最大で2,500ドル(約27万円)の仮想通貨と交換するために利用できるモバイルデバイスに送信されるコードと交換することができる。主にスーパーマーケットのような公共の場にキオスクが設置されている。

仮想通貨キオスクとビットコインATMは、仮想通貨利用の増加に伴い、人気を急拡大してきた。

コインATMレーダー(Coin ATM Radar)のデータによれば、2017年以降、利用可能な仮想通貨ATMの設置数は5倍近くに増えている。2019年夏、ビットコインATMのリバティX(LibertyX)は、運用中のキオスク数が1000台を超えた。

キオスク以外では、コインミーはコンシェルジュ・トレーディング、機関投資家向けのハイボリューム・トランザクション、自己主導型IRAや401(k)などの仮想通貨年金オプションを提供している。最低投資額5000ドル(約54万円)の、富裕層向け高級トランザクションサービスも、提供サービスの1つである、とベルグクエスト氏は述べた。

今回新しく調達した資金は、個人投資家が支払いや送金に仮想通貨を利用することを支援するオンラインウォレットの開発にも注がれる。 

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/21430/ 

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Source: 仮想通貨情報局

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