ピザ2枚とBTC1万枚との交換で始まったビットコイン(BTC)取引
ビットコインの生みの親サトシ・ナカモトはこの日「The Cryptography Mailing List」上に、論文を投稿したことを知らせるメールを投稿しました。メールの件名は「Bitcoin P2P e-cash paper」で、ナカモトはその中で「完全にP2Pで第三者認証機関不要な新しい電子貨幣システムを開発しています。論文はhttp://www.bitcoin.org/bitcoin.pdf に掲載」というものでした。
これがナカモトから送られてくる一連の電子メールの第一報でした。それから10年、市場には約2000の仮想通貨が誕生しましたが、事実上取引に失敗もしくは上場停止に追い込まれたコインが1000を超えています。しかし、初のデジタル通貨ビットコインは、価格変動は大きいものの依然健在です。
ビットコインが初めて正式に取引されたのは公開から1年後でした。2010年5月22日、米フロリダ州ジャクソンビル在住のプログラマー、ラズロ・ハニエツ氏(Laszlo Hanyecz)が2枚のピザと1万BTCで交換したのが始まりです。取引は時価計算でピザ1枚につき3,000万ドル(約33億円)という途方もない価格になります。以来、5月22日は「Bitcoin Pazza Day(ビットコインピザの日)」として知られるようになりました。
熱狂的な支持者ドレイパー氏は2億ドル相当のビットコイン(BTC)を保持
4年後の14年2月、日本を拠点とする取引所のマウント・ゴックス社(Mt.Gox)が、ハッキング被害に遭い、80万BTC余りを失うというショッキングな事件がありました。
仮想通貨産業界では誰でも知っている著名な投資家ティム・ドレイパー氏(Tim Draper)は、Draper Associatesの創業者です。同氏はマウントゴックス事件に遭遇して、「ビットコインは終わったなと思ったが、そうはならなかった。私は表面上起きること以上に重要なことがあることを知った」と語りました。
同氏は長年にわたり仮想通貨の熱狂的な支持者です。同氏は事件後、1BTC当たり600ドルで3万BTCを購入しました。今日、その価値は約2億ドル(約225億円)にもなります。
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ビットコイン(BTC)は10年経ってもデジタルゴールドまで進化せず
10年を経過した今、ビットコインはどのような位置づけでしょうか?ビットコイン支持者にとって差し迫った問題点は、選択の問題つまり「ビットコインは、金融エコシステムの中に占める余地があるか否か?」ですが、今現在その答えは「まだ」です。
決済デバイスとしてのビットコインはまた、処理能力が1秒間に5トランザクションほどですが、VISAのようなクレジットカードでさえ秒間5,000トランザクションは可能です。ビットコインはさらに、富の保存としてもセキュリティ上の欠点があります。ビットコインは10年経った今なお、デジタルゴールドには程遠いのです。
今後10年を展望して、世界最大手のオフショア投資コンサルタント業の英deVere Groupのナイジェル・グリーン(Nigel Green)創業者兼最高経営責任者(CEO)は「現在は法定通貨離れが進んでおり、このモメンタムは今後10年にわたりますます強くなるだろう」と予見しています。
ビットコイン(BTC)は必ず法定通貨に取って代わる
ティム・ドレイパー氏は最近、ロサンゼルス開かれた仮想通貨投資サミットで、ビットコインの将来について以下のように予言しています。
「法定通貨は現時点で、世界で86兆ドル発行されている。法定通貨とは言い換えれば政治的通貨である。私が信じるところでは、法定通貨は徐々により優れた通貨すなわち世界的で非中央集権化され、摩擦のない通貨によって浸食される。それが優れた通貨と言うなら、ビットコインは優れた通貨である」。
参考資料:https://coinchoice.net/bitcoin-is-10-years-old-what-is-next-10-years/
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Source: 仮想通貨情報局