「Lonely」などで有名なグラミー賞受賞のラッパー「エイコン(AKon)」は、仮想通貨ステラ(XLM)のブロックチェーンを基盤に、独自仮想通貨AKoinエコシステムを構築するという。
AKoin共同設立者兼社長のジョン・カラス氏は2月28日、ステラ・ブロックチェーンが金融包摂など同様の価値観を共有していることから選択したと明らかにした。
「AKoinは、特にアフリカなどの地域でグローバルな金融包摂の実現というビジョンを共有しているため、ステラ・ブロックチェーンを選んだ」
ステラ創設者ジェド・マケーレブ氏およびステラ開発財団は、目的のひとつに銀行口座を持てない者の支援を掲げている。カラス氏は、ステラがすでにアフリカ企業と協力しているという事実、プロジェクトが計画している分散型アプリ(Dapps)およびマイクロレンディングへの支援を強調した。
ある通貨を別の通貨に交換
AKoinユーティリティトークンは、ステラ用ウォレットとの互換性を備えており、ステラ・ブロックチェーン上のすべてデジタル資産・法定通貨と相互運用できるという。
カラス氏は、ユーザーはある通貨から別の通貨に即座に交換可能で、「効率的な価値のクロスアセット転送」を促進するステラの特徴を重要な要素として挙げた。
これは、AKoinプロジェクトの目的のひとつ、プリペイド式スマートフォンの実現に役立つという。インフレや銀行などの問題により、ナイジェリアなどのアフリカ諸国では、AKoinがデジタル通貨の形式として使用されるという。AKoinプラットフォームによって、ユーザーは数分で法定通貨またはその他の仮想通貨に交換できるそうだ。
またカラス氏は、AKoinの価格が変動することを認め、「AKoinはステーブルコインではないが、エコシステム内の他の主要なステーブルコインへのアクセスを提供する」と述べた。このプラットフォームには、複数通貨対応ウォレットと、ユーザーが「学習・獲得・支出・節約」できるモバイル市場も含まれているという。
Unbanked(銀行口座を持たない者たち)
AKoinは、アフリカの54ヵ国はじめ世界中の発展途上国において、銀行口座を持たない人々に金融サービスを提供することを目指しているそうだ。詳細が不明な点は多いものの、発行上限数量は4億という。コインテレグラフに対してカラス氏は、すべてのトークノミクス(トークンエコノミー)とともに、ホワイトペーパーを来週リリースすると明かした。
2018年6月発表のAKoinは予定が大幅に遅れたものの、今回の発表により、2020年初頭に修正されたスケジュールに沿える可能性があることを示唆している。
「我々が構築しているのはグローバルなプラットフォームであり、アフリカをターゲット市場としている。なぜなら、我々が現在見聞きしているように、アフリカは最も大きな課題を抱えているからだ」
エイコン(AKon)はアフリカで非常に人気があり、同氏がセネガルに設立予定の「エイコン・シティ(AKON CITY)」において、AKoinが経済を動かすことを意図している。再生可能エネルギーを使ったLEED認定を受けたセネガル最初の都市となる予定で、建設は約10年を見込んでいるという。
なおエイコンは、25ヵ国(2017年3月現在)における太陽光発電プロジェクトを支援する慈善活動エイコン・ライティング・アフリカなどを実施していたが、AKoinは営利活動としている。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/grammy-nominated-artist-akon-to-launch-cryptocurrency-on-stellar
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Source: 仮想通貨情報局