非代替性トークン(NFT)を少しずつ取り扱い始めた伝的なゲーム企業に対し、ゲーマーたちの当たりがきついにもかかわらず、NFTゲーム業界の企業幹部たちは、今年、より多くの伝統的なゲーム企業がこの分野に参入することを期待している。
主流のゲーム企業の参入から、プレイ・トゥ・アーン(Play-to-Earn/P2E)やムーブ・トゥ・アーン(Move-to-Earn/M2E)といったNFTゲームモデルの適切性まで、NFTゲームにおける23年のトレンドについて、業界のさまざまな専門家たちがそれぞれの洞察を共有した。
人気のP2Eゲーム「アクシーインフィニティ」の運営企業スカイメイビスのアレクサンダー・ラーセン共同創業者は、コインテレグラフに対し、この分野により多くの大手企業が参入して来るのは時間の問題だと語った。ただし、これらの企業は数十億円の収益を上げるゲームが出て来るまでは、参入を控えるだろうとも考えているという。
ラーセン氏は、ゲーム制作に特化した企業とは別に、グーグルのようなテック大手の参入も指摘した。そして、Googleクラウドがローニンネットワークのバリデータを実行していることに言及し、「グーグルやマイクロソフトのような大手テック企業が、ブロックチェーンゲーム業界にさらに深く足を踏み入れてくることを楽しみにしている」と付け加えた。
23年におけるP2Eの適切性について意見を求められたラーセン氏は、現在のところこのモデルには欠陥があることを認め、次のように説明した。
「初めてのP2Eゲームのパイオニアとして、私は確信を持って、このモデルは今のままではうまくいかないと言うことができる。ゲームはまず、楽しいものでなければならず、さらに、プレイヤーが稼ぐことを可能にする確かな経済的裏付けが必要だ」
BNBチェーンのシニアビジネスディレクター、ゾーイ・ウェイ氏もラーセン氏と同意見だ。ウェイ氏によれば、ほとんどのゲームのトークン経済を持続可能なものにするためには、さらなる実験と分析が必要であるという。
「稼ぐ仕組みに重点を置きすぎ、ゲームの楽しさが十分配慮されていなかった」と、ウェイ氏は指摘した。それでも、P2EとM2Eのコンセプトはさらに改善する必要があるものの、どちらも23年中に適切なものになるだろうという考えを示した。
NFTゲームモデルとは別に、ウェイ氏は、伝統的なゲーム制作会社によるこの分野への参入についても意見を述べた。ブロックチェーン技術とNFTは、ゲーム制作者とゲーマーにとって「明白なメリット」があると信じていると、ウェイ氏は言う。そして、「この1年ですでに数え切れないほどのゲームスタジオがWeb3に参入しており、この傾向は23年も続くだろう」と付け加えた。
一方、ゲームに重点を置くベンチャーキャピタル企業ビットクラフト・ベンチャーズでパートナーを務めるカルロス・ペレイラ氏も、今年はより多くのゲーム企業の参入が見られると確信している。ペレイラ氏は次のように説明した。
「22年は、米国や欧州の伝統的なゲーム企業からスピンオフしたプロジェクトに関する資金調達ラウンドが、多数見られた。この傾向は今後も続き、23年はいくつかの注目されるパブリックローンチ(一般公開)が見込まれる」
また、ペレイラ氏は、アジアのゲーム企業が仮想通貨分野推進の意向をますます公にしている一方で、欧米の企業も参入は急増しているものの、「PRにはより慎重になっている」ことも言及した。しかしながら、参入増加のトレンドは今後も続くと考えている。
P2Eについて意見を求められたペレイラ氏は、このコンセプトの最初のバージョンは廃止されるべきであると主張した。「プレイ・トゥ・アーンの最初の実装が永久に葬り去られることを望んでいる」という。ペレイラ氏によれば、そのようなコンセプトには、プレイヤーがお金を払ってプレイしてくれるような魅力がなく、ビジネスモデルとして意味をなさないという。
23年におけるNFTゲームのその他のトレンドについて、NFTゲーム「バンクスターズ」のアレックス・アルトガウセン共同創業者は、23年はコミュニティメンバーがより高い基準を持つようになると述べた。アルトガウセン氏は、21年と22年がフィルターのような役目を果たした結果、ユーザーを利用しようとするだけのNFTゲームが露呈されたと言い、次のように説明した。
「かっこいいウェブサイトとゲームを約束するのであれば誰でもいい、という時代は終わった」
つまり、23年はNFTゲーム投資家が安易に飛びつくことをせず、資産、製品開発、パートナーシップ、メディアでの実績などをチェックした上でNFTゲームに資金を投入するようになるという。
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Source: 仮想通貨情報局