あけましておめでとうございます。年初から新興市場を皮きりに酷い地合いとなってしまいました。
数日前から教科書的な追証投げ売り水準にはあるものの、昨年の節税損出しの売りや賞与支給で比較的現金が潤沢であること、その買い付け余力で難平が可能なことから、今朝まではそれほどの大きな投げには繋がっていなかったと思われます。
誰でも年始早々損切りはしたくありません。むしろ5日(水曜後場)に至っては信用買いが増加したという話も聞きます。本日(金曜前場)はさすがに、ロスカットがロスカットを呼んだ雰囲気はありました。
「過去の信用評価損益率(マザーズ買い方)」
20年3月コロナショック:-47%
18年12月Xマスショック:-35%
※コロナショックは参考値外
年末年始トレードするということは、つまるところそういうことです。
米国FRBは昨年末に開いたFOMC会合議事要旨を5日公開し、ナスダックを中心に大きく売られました。
ごたごたと説明しようと文章化しましたが、このフリップよりわかりやすく解説できる自信がないため拝借致します。
(引用元:WBS)
早期利上げと保有資産の縮小。インフレを放置できない強い警戒感が示された内容でした。
米国はじゃぶじゃぶ資金供給相場を終了します、ということ。
そうなると「金利(10年債)」を見る相場に移行します。実はその傾向は昨年師走相場から始まっていました。
昨年12月4日のツイートです。
銀行と保険株の上昇を監視。
利ザヤで稼ぐ代表的な地銀のチャート。
こちらは保険株。
反対に融資を引いて成長してきたナスダック関連銘柄は大きく売られ、新興マネーには逆風となります。
米国は今年三度の利上げを予定しています。これ自体はマーケットを健全化してバブルを起こさないための大切な手順です。好景気だからできるのです。金利上昇で株価が下がるのは正常、ただQT(資産縮小)はFRBが市場にバラまいてきた資金の回収ですから、ベテラン投資家にとっても少し想定より早く下落が来てしまったと感じていることでしょう。
コロナは見えない敵ですが、FRBの動向は見えてしまった敵なので投資家としてはしっかりと対峙せねばなりません。
米国は今年秋に中間選挙があります。バイデン政権としては是が非でもインフレを抑え込み生活困窮者の支持票をとりこまなくてはならないでしょう。
日本も夏に参院選挙が待っています。
一里の旅は、百里の巻物より多くを学べる。今年一年は投資書籍百冊に値する、稀少な年です。難しく、裏を返せば好機も多い年になると考えています。投資日記をつけて下さい。投資記録を残さない相場師はいません。インデックスなどの長期運用をして… https://t.co/hnnmhQ95qV
4月には東証新市場への区分移行があります。新興銘柄の一角はプライム市場に格上げされ、海外機関投資家のポートフォリオに新規組み入れがあるかもしれませんし、東一銘柄の銘柄はスタンダードやグロース市場に格下げがあるかもしれない。思惑だらけの難易度の高い一年になりそうです。
私はインデックス派ではなくバリュー個別株投資主体ですので、今年は攻め、短期値幅取りで資産形成できる年と位置付けています。
難しい相場(地合い)はエントリー回数を増やすほど負け越し、エントリーを減らすほどチャンスに恵まれます。今年はこれを初心者ほど意識して、相場を学ぶ年としてほしいと思います。
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「購入者さまの声」
Subject: RE: 「株道」フォローメール
秘儀三十八手読ませて頂きました。
Subject: 東京都の です
こんばんは。昨日、相場帳第2弾届いております。どうも有難うございました。
あれだけの量を書きまとめるのには、大変な労力と時間を費やしたことと思います。
早速読ませていただきまして、本当に購入して良かっなあと、満足感でいっぱいです。
私の知りたかった事や、誰も教えてくれない事がたくさん書いてありました。
本屋さんで探しても、おそらくこのような内容の本は見つからないでしょう。
貴重な投資体験談や、ノウハウを教えていただき、心から感謝いたします。
ただ、初心者の私には難しい部分もあり、マスターする迄には何年もかかりそうです。まずは、株用語から勉強しないと先に進めませんね。
最後のページにあった、著者不明の文章、何度も読み返しました。
株取引云々より、自分の生き方を見つめ直す良い機会になったような気がします。
これからは、この相場帳を私の参考書にして頑張ります!
本当に本当に有難うございました。ペコリm(._.)m
Subject: Re: ありがとうございました。
株道 さま
相場帳・実践編の資料送付、ありがとうございました。
数回にわたり拝読し、「真」に迫った実戦的な中身に加え、
ご自身の体験からの想い・気持ちの入った文章にもリスペクト
を抱きました。心から、感謝申し上げます。
特に、暴落相場で投資する具体的な方法は、これまでさまざまな
投資本・ブログなどを読む中で、初めて眼にしたものでした。
東日本大震災やリーマンショックの大暴落以後、株価が上がった
ことは知っていましたが。。実践的手法には初めて触れました。
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Source: 株道 - 人に教えたくない私の相場帳 -