「Play to Earn」とは文字通り「遊んで収益を得る」というトレンドです。特に最近英語圏ではバズワード化しています。ブロックチェーンゲームを遊んで収益を得るトレンド「Play to Earn:について基本的な情報は前回のコラムで解説しました。
ブロックチェーンゲームで稼ぐ方法とは?
大きく分類するとブロックチェーンゲームを通してユーザーが稼ぐ方法は以下の4つです。
レアなゲームアイテムやキャラクターを獲得して販売
まず最も分かりやすい方法が希少性の高いアイテムや、個性的なパラメータを持つキャラクターを売却することです。いずれもNFTなのでOpenseaをはじめとした二次流通市場で売却が可能です。アクシーインフィニティ(Axie Infinity)ではキャラクターの繁殖をする仕組みがあり、経験値を貯めて繁殖をすると、強いキャラクターの繁殖が可能になります。結果的に良い価格で売却できる可能性が高まります。
遊ぶことによってガバナンストークンをもらう
ゲームタイトルによってはガバナンストークンが発行され、ゲームの大きな方向性をトークンホルダーに委ねたり、収益分配をしている例があります。アクシーインフィニティでは、過去に遡及してプレイヤーにガバナンストークンAXSを配布しました。
プレイヤーこそがゲームの運営主体になるという考え方であると言え、これは近年のDeFi(分散型金融)アプリケーションのトレンドを引き継いでいます。Web3のアプリケーションにおいては運営会社が集権的ではなく、トークンホルダーによって分散的に管理・保有するという概念が支持されます。そしてその分散的に管理する保有者としては、ユーザーも大きなアロケーションを持つべきだという考え方が浸透しています。
DeFiのアプリケーションにおいては初期に流動性提供したユーザーなどがトークンを譲り受けたりすることが一般的ですが、ブロックチェーンゲームにおいては初期にエンゲージメントしたユーザーにトークンがアロケーションされることがあります。これも収益の一つの形式の形です。
メタバース空間でコンテンツ提供者になる
メタバース空間でコンテンツ提供者になるというのも方法の一つです。サンドボックス(Sandbox)では、ユーザーは用意されたツールを使用して、3D Voxelスタイルのキャラクターやアイテムを販売できるほか、そのアイテムを使えるゲームもThe Sandbox内で開発することができます。
NFTなどのゲームアセットを運用する
最後の方法が、NFTなどのゲームアセットを運用することです。イールド・ギルド・ゲームす(Yield Guild Games)というNFTレンディングプラットフォームでアセットを貸し出せます。借手は借りたゲームアイテムやゲームキャラクターを利用して金利収益を稼ぎます。他にはゲーム内通貨をユニスワップ(Uniswap)などのAMM型取引所で流動性提供することも考えられます。
まとめ
いかがだったでしょうかか。ブロックチェーンゲームで大きな収益をあげているユーザーもすでに存在しており、まだ新しい分野だけに研究する幅があると言えるでしょう。先行者利益を今からでも得れる領域でもあるのではないでしょうか。
参考資料:https://coinchoice.net/four-ways-earning-through-blockchain-games/
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Source: 仮想通貨情報局