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暗号資産投資のための4つの基本アドバイス(米国版)

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暗号資産(仮想通貨)投資はここ5年間で大幅に成長してきた。暗号資産取引所ジェミニ(Gemini)の調査によると、アメリカ人の14%が現在、ポートフォリオにデジタル資産を保有している。2016年には、この割合は1%だった。

調査回答者の13%がここ数カ月で暗号資産を購入する意図を示す中、一部の業界リーダーは、2021年末までにこの数字が2倍になる可能性もあると予測している。

市場に参入しようとする多くの新しい投資家にとって、暗号資産を最大限に活かす方法を学ぶことは、リスクを減らし、リターンの可能性を最大限にするために必要不可欠だ。手始めに、役立つ4つのアドバイスを紹介したい。

1. 分散化

リスクを緩和し、場合によってはリターンも改善させる最も簡単な方法の1つは、様々な暗号資産に投資することだ。投資の世界では、分散化、あるいは資産分配と呼ばれる手法だ。市場が下落しても、損失を相殺できるように投資を拡散させるという考えだ。

例えば、ボブとアリスがどちらも暗号資産に1000ドルずつ投資するとしよう。ボブは10の暗号資産に100ドルずつを投資。一方のアリスは、一つの暗号資産にすべてを注ぎ込むことにする。

アリスは、弱気相場となり、投資したプロジェクトが打撃を受けた場合には、大きな損失を出すリスクを負う。それに対してボブは、リスクを分散したため、(賢く投資したかどうかによるが)全体としては損失が少なくなる可能性が高い。市場が上向いた時も同様だ。

一般的な戦略は、多くのセクターの1つが高騰した場合に利益を得られるよう、異なるタイプの暗号資産を選ぶことだ。そうすれば反対に、単独、あるいは複数のセクターで値下がりがあった場合のリスクも分散できる。

異なる暗号資産のタイプの例をいくつか紹介しよう。

価値の保管手段:ビットコイン(BTC
ノン・ファンジブル・トークン(NFT):クリプトパンクス(CryptoPunks)
スマートコントラクトテクノロジー:イーサリアム(ETH
DeFi:ユニスワップ(UNI
支払いコイン:ライトコイン(LTC
プライバシーコイン:モネロ(XMR

分散化はリスクや損失の緩和を目指すものだが、リターンを薄める可能性もあることに留意したい。

2. コピートレード

コピートレードとは、名前の通り、プロの投資家の取引を自動的にコピーするタイプのトレーディングだ。イートロ(eToro)、コインマティクス(Coinmatics)、3コンマズ(3Commas)などのプラットフォームで、この戦略を実行できる。

段取りは簡単だ。

・過去の実績、フォロワー数、全体的なリスクスコア(投資先資産のリスクがどれほどか)などの要素をもとにフォローするトレーダーを選ぶ。
・自分のアカウントをそのトレーダーの動きとリンクさせる。
・そのトレーダーが暗号資産を売買すると、自分のポートフォリオも自動で同じ取引を行う。

これは、市場を自分で研究したり追跡する必要なく、暗号資産を取引できる完全にハンズフリーな方法だ。

単独あるいは複数のトレーダーを選んだら、各トレーダーに自分のポートフォリオのどれほどを分配するかを決定することができる。一般的には、投資資金の割合という形で行う。

例えば、1000ドルの投資資金を持っていたとすると、1人のトレーダーをコピーするのにその10%を、別のトレーダーをコビーするのにまた10%を、という形で分配できる。

これも分散化の例であり、資産を拡散させ、バランスの取れたポートフォリオを築くのに役立つ。投資の段取りを整えたら、取引は自動的に発生する。もちろん、トレーダーの実績が良い場合には、より多くの資産をそのトレーダーに分配するように変更することもいつでも可能だ。

プロのトレーダーだからといって、いつでも成功するとは限らない。トレーダーの成功や、暗号資産の将来の値動きを予測することは不可能であるため、損失リミットを設定することは極めて重要だ。これは、事前に設定した損失額に達するか、資産の価値が下落した場合に、コピートレードを自動的に停止する自動オーダーである。

3. DeFiステーキング

ここからは、少し専門的になってくる。

DeFiステーキングとは、利子を受け取るために「分散型アプリケーション」と呼ばれる特別な自律型プラットフォームに自らの暗号資産を預け入れることである。

DeFiとは、ローンや保険などの伝統的金融サービスをブロックチェーン上で行うセクターだ。伝統的なものとの大きな違いは、これらのサービスが行われる分散型金融アプリが、単独の企業によって管理、維持されていない点だ。その代わりに、ユーザーのコミュニティーと、「スマートコントラクト」と呼ばれる自動実行コンピュータープログラムを通じて完全に管理されている。

暗号資産を購入して保有するだけの計画ならば、DeFiステーキングは自らが預け入れた資産によって利子収入を生む素晴らしい方法だ。プロセスは、銀行の預金口座にお金を預け入れるのと似ているが、違いは利率だ。銀行預金で一般的な1%未満ではなく、5〜25%、時にはさらに高い利子収入が見込める。

しかし、すべての暗号資産でステーキングができる訳ではない。DeFiプラットフォームを利用する場合には、他にも以下のようなリスクに留意する必要がある。

・DeFiプラットフォームは規制を受けていない。つまり、盗難や詐欺などで資産が失われても、消費者保護の仕組みは存在していない。
・多くのDeFiプラットフォームにおいて、コンピューターコードはバグや弱点がないことを確かめるための第三者機関による監査を受けていない。そのため、プラットフォームは、ハッキングやその他の攻撃に対して脆弱だ。2021年ではこれまでのところ、すでに3億6100万ドルがDeFiアプリケーションから盗まれている。

DeFiステーキングを検討している人は、事前にしっかりと自分で精査することが望ましい。

暗号資産投資のヘッジを学ぶ

ヘッジングとは何か?

ヘッジングとは、市場における値下がりによるリスクや損失の可能性を抑えるための投資戦略である。市場が動くと見込んでいる方向にメインの投資を行いつつ、反対方向に二次的な投資を行う。あなたの不利に市場が動いたとしても、二次的投資が利益をもたらし、メインの投資による損失を相殺してくれるという考えだ。

暗号資産投資家に人気のヘッジング方法は、先物におけるロングあるいはショートだ。これは、2者が事前に決定された価格と日付である資産を取引すると合意するものだ。

ロング:資産が値上がりすると考えて、事前に設定された将来のある時点で、現在の価格で買うことに同意すること。
ショート:資産が値下がりすると考えて、事前に設定された将来のある時点で、現在の価格で売ることに同意すること。

先物取引は非常にリスクが高く、経験の浅いトレーダーが試すべきではないことを認識するのが大切だ。リターンの可能性は限りないが、同様に損失の可能性にも底がない。つまり、当初投資したよりも多くの金額を、取引所に対して負う可能性があるということだ。

どんな資産を取引する場合でも、リスクを減らすためにストップロスオーダーが勧められる。これは、市場価格が事前に設定された水準に達すると、自動的に手仕舞いをするものだ。

なぜ暗号資産投資をヘッジする必要があるのか?

暗号資産市場は、ボラティリティの高さで知られている。つまり、暗号資産価格は劇的に変動する可能性があるのだ。例えば、ビットコインは2021年1月1日〜4月15日の期間で125%値上がりしたが、数カ月後には54%値下がりした。その後、現在では約59%値上がりしている。

BTC/USDの推移
出典:TradingView

このような予測不可能性によって、市場がどちらの方向に向かうかを見極めるのは極めて困難だ。つまり、あなたが投資した暗号資産が、あなたの望む方向に動かない可能性が高いということだ。ヘッジングは、どちらの方向に市場が動いても、損失はそれほどひどくならないという安心感を与えてくれる。

暗号資産の世界は常に変化、成長を続けており、投資を最大化するチャンスはたっぷりある。紹介した戦略は、個人の資産を引き伸ばし、個人が耐えられるリスク水準に基づいて、投資でハイリターンを得る可能性を最大限にするための方法だ。

しかし、投資の黄金律を覚えていくことも大切だ。自分のポジションへのリスクが心配なら、クローズするかそのサイズを減らすのがより安全だ。そして、次のことを肝に銘じよう。失っても構わない金額だけを投資して取引すること。

当記事は情報提供が目的であり、投資アドバイスではない。当記事の内容は、いかなる暗号資産の売買の勧誘、助言、提案、支持を行うものでもない。金融市場におけるトレーディングにはリスクが伴い、損失につながる可能性がある。投資の前に、徹底的なリサーチを行い、プロにアドバイスを求めることが推奨される。

参考資料:https://www.coindeskjapan.com/121198/ 

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Source: 仮想通貨情報局

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