分散型ストレージネットワーク「ファイルコイン」のネイティブトークン、「FIL」の価格が高騰し、時価総額では9番目に大きい暗号資産(仮想通貨)となった。
Coingeckoのデータによると、FILは4月1日午前(米東部時間)、220ドルまで値を上げ、史上最高値を記録した。FILの価格は過去24時間で、42%上昇。時価総額は137億2000万ドル(約1兆5180億円)に達し、ライトコイン(LTC)を抜いた。
機関投資家向けの暗号資産ファンドを手がける米グレイスケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)は、ファイルコイン(FIL)に投資する投資信託(Grayscale Investments’ Filecoin Trust)を運営しているが、1日には大量の資金が同信託に流入した。
「bybt.com」のデータによると、3月17日に運用を開始したグレイスケールのファイルコイン信託はこれまでに、4万5500のFILトークンに投資してきた。そのうち、同信託は1日に2万9550FILを買い増している。
ファイルコインは、AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)に類似したクラウドサービスに代わる分散型ストレージとして注目を集め、2017年のICOでは当時としては最高額となる資金を調達した。
上昇の背景
ファイルコインの上昇要因としては、主に以下の3点が挙げられる。
- グレースケールの新規投資信託の提供開始
- 他プロジェクトとの連携
- FILトークンの減産(4月15日予定)
3月17日には、仮想通貨の資産運用会社グレースケールが、新たな仮想通貨投資信託の提供を表明。ベーシックアテンショントークン(BAT)、チェーンリンク(LINK)、ディセントラランド(MANA)、ライブピア(LPT)とともに「Grayscale Filecoin Trust」の提供を開始した。
また、24日にはチェーンリンクとの統合を発表。ファイルコインとイーサリアム、及びERC-20規格のブロックチェーンとの接続が可能となった。
その後27日には、仮想通貨プロトコルのライブピアとの共同マイニング(co-mining)パイロットをローンチ。仮想通貨ファイルコインをマイニングしつつ、ライブピアのマイニングもできるようになる。
トークンの減産
長期的な影響が大きいのは、4月15日に起きるファイルコインの新規発行料の減産とされる。現在ファイルコインの新規発行料は1日辺りで約648,000FILだが、4月15日以降はおよそ280,000FILと新規発行料が約57%減少する見込みだ。
ビットコインの「半減期」や一部トークンの焼却(バーン)と同様、トークンの発行量(供給)が減少することで希少価値が増すことになる。
これは、ファイルコインのSAFT(Simple Agreement for Future Tokens)に基づくもの。SAFTは、割引された仮想通貨の配当を約束する代わりにプロジェクトへの出資を求める一種の投資契約で、米国で行われるSAFE(将来株式取得略式契約)という資金調達スキームと類似する手法となる。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/104361/
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Source: 仮想通貨情報局