テレグラムや、同社が発行するTONのイニシャル・コイン・オファリング(ICO)の創設者兼CEOパーヴェル・ドゥーロフ氏は28日、サーバ・クラスタの過熱が原因でテレグラムにダウンタイムが発生していることをツイッターで報告した。これを受け、詐欺師が同CEOを装ってツイートし、仮想通貨を「サポートへの感謝を込めて」無料で提供すると主張した。
コインテレグラフのパートナーであるブロックショーは29日、ドゥーロフ氏はいかなる仮想通貨の無料配布も行っておらず、ユーザーに対しそういった詐欺師とはいかなる形でも関わらないよう勧告している。
詐欺師はスウェーデンの無名の音楽バンド、クラブ8が持つツイッターの認証済みアカウントを乗っ取り、名称とアバターを変更してドゥーロフ氏の公式アカウントとほぼそっくりにした。これは明らかに認証済みマークを利用することで、彼らが正式な仮想通貨の無料配布を主催しているとユーザーに信じ込ませるための試みである。
偽の無料配布の告知には5000イーサリアム(ETH)と1000ビットコイン(BTC)が配布されると記載されており、詐欺師たちのBTCおよびETHのウォレットアドレスが含まれるウェブサイトへのリンクが2つ載っている。メタマスクのフィッシング詐欺検知のセキュリティ警告では、ユーザーはこれらのリンクに関わらないよう勧告している。
ブロックショーの報道によれば、詐欺師たちはたったの27分間で無防備な犠牲者たちから約1BTCを受け取ることに成功した。以前、詐欺師たちは同様にツイッターでパーヴェル・ドゥーロフ氏を装い、ユーザーに対し彼らが持つ仮想通貨を差し出させようとした。3月29日、何名かの詐欺師たちがテレグラム社のサーバーが停電したことを利用し、ETHで最大6万ドルを盗み出すことに成功したと報じられた。
しかし、今回の事件は詐欺師たちがツイッターの認証済みアカウントを乗っ取り、認証済みマークを維持したままドゥーロフ氏を装うような形に変更することで、犠牲者たちを詐欺により引っ掛かりやすくしたという点で独特である。
コインテレグラフは今年初め、昨年12月にチャーリー・リー氏が保有する全てのライトコイン(LTC)を売却すると決定した後、複数の偽の「チャーリー・リー」氏のツイッターアカウントがLTCの無料配布を行うという嘘の約束をしていたことを報じた。2月、メディアはツイッターでイーロン・マスクを装った詐欺師が5000ETHを無料配布するという嘘の投稿を行っていたことを報じた。
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Source: 仮想通貨情報局