4日、仮想通貨イーサリアムは1160ドルまで急騰し、その後4時間で24%も急落した。
まず把握しなければいけないのは、最近の急落が一時的な天井を示したのか、それとも900ドルをサポートとしてテストしているのかを理解することだ。
これを把握するには、値動きやテクニカル分析とは別に、イーサリアムネットワーク上の指標をから判断する必要がある。まずは取引量と送金額を分析してみよう。
上記のチャートは1日の取引額が40億ドルを超えて、急上昇していることを表している。12月の26億ドルと比較すると73%の増加だ。取引額と送金の急増は強気のシグナルであり、イーサが現在の価格レベルを維持することが可能であることを意味する。
取引所からの出金
取引所からの出金が増加していることは複数の要因が考えられる。ステーキングやイールルドファーミング、仮想通貨をコールドストレージに送金していることなどだ。通常は、入金が継続すると、短期的に売りが起こることを示す。
12月1日から19日まで取引所では60万ETHが引き出された。これはコールドウォレットに転送されたか、DeFiのエコシステムにイーサを入金されたことを示す。これらはクジラ(大口投資家)が蓄積していることを示す。クジラが蓄積するということは、売却する意思がなく、価格上昇を見込んでいるということだ。
その後イーサ価格が高値となったため、これが大きな入金につながった。それでも、出金が多く、この指標からは強気であることが分かる。
プレミアムはピークに
プロトレーダーは期限がある長期の先物契約を優先する傾向がある。先物と現物市場とのギャップを測ることで強気かどうかが測定できる。
3ヶ月先物は通常、現物と比較して1.5%以上のプレミアムがつく。これが減少すると警戒すべき指標となる。
上記のチャートからは1月4日にイーサが2018年5月以来の高値となったことでプレミアム対ETH価格の割合が6.4%でピークを迎えたことが分かる。現在は4.7%まで下落しているが、これは年率で20%のプレミアムに相当する。このレベルはこれまで数ヶ月の値を大きく上回っている。このことはプロの投資家がイーサ価格がまだ上昇すると見込んでいることが分かる。
スポット取引量は急増
先物だけでなく現物の取引量も増加している。一般的に取引量が少ない場合は価格の変動が少なくなる。価格の変動には取引量が堅調に増加していることが重要だ。
ここ2日間の平均の出来高は80億ドルと、ここ数週間のトレンドを大きく上回っている。出来高が急増する中での高値更新は、勢いが継続する可能性が高いことが示される。
オプションのプット・コール比率
コール(買い)オプションとプット(売り)オプションのどちらが多く取引されているかをみることで、市場全体のセンチメントを測ることができる。
一般的にコールオプションは強気派に採用され、プットオプションは弱気派の戦略に使われる。
プット・コール比率が0.70を示していることは強気であるコールオプションがプットオプションの建玉よりも多いことを示しており、強気の兆候と言える。
12月25日以降、投資家はプットオプションの取引量を増やしている。これからは強気からのトレンド転換を意味している。ただそれでもプットオプションはまだコールオプションよりも19%低い。
25日からイーサが60%上昇していることを考えると、投資家が弱気に転換したとは考えにくい。
イーサが1月4日に1160ドルの高値をテストした後に下落したが、上記の5つの指標はいずれも強気を示すものだ。
さらにイーサは900ドルから急速に回復しており、投資家は上昇トレンドが続くと見ているようだ。
●セミナー動画
https://youtube.com/channel/UC-IosOkFKsa6tyfj2JjWgrQ
●セミナー日程
http://ripple.2chblog.jp/archives/30659309.html
●テレグラム始めました!
https://t.me/joinchat/F-7ftRCH5u_8J7k2JUM1rw
●無料でLINE@で有益情報を随時流しています。
https://t.me/joinchat/F-7ftRCH5u_8J7k2JUM1rw
●無料でLINE@で有益情報を随時流しています。
■トレードするならバイナンス!
https://www.binance.com/
■yobit net
https://yobit.net/en/
Source: 仮想通貨情報局