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DeFiプロトコルのハーベスト・ファイナンスでハッキング 分散型金融で今年最大規模の2400万ドル

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分散型金融(DeFi)のイールドファーミングプロトコルであるハーベスト・ファイナンス(Harvest Finance)で26日、総額2400万ドル(約25億円)がハッキングされたことがわかった。最近では同じく分散型金融のヤーン・ファイナンス創設者アンドレ・クロニエ氏が開発したエミネンス(EMN)で1500万ドルがハッキングされたほか、今年4月にもdForceで25億円規模のハッキングがあり、分散型金融としてはdForce同様に大規模なハッキング事件となりそうだ。

エミネンスでもハッキング後に約半分の800万ドルを戻すという奇妙な行動が話題になったが、今回も250万ドル(約2億6200万円)が戻されている。

ハッカーは過去1時間以内にrenBTCとイーサリアムのコード難読化ソフトウェアであるトルネード・キャッシュを介して、約2000万ドルほどのイーサをすべてキャッシュアウトしたとされている。

今回のハッキングを受けてハーベストファイナンスのツイッター公式アカウントはすぐに、次のように声明を発表した

「我々はステーブルコインとBTCプールへの経済攻撃を緩和することに取り組んでいる、追加の詳細がわかり次第、このスレッドで更新する」

ハーベストファイナンスはその後、ユーザー保護のためにyプールとBTCカーブの戦略資金をボールト(資産プール)に入れ、資金は安全であると強調。「すべてのステーブルコインとBTCファンドはボールトに入れたため、プールは影響を受けていない」とした。ただ、その後のユーザーからのツイートで、冒頭のように2400万ドルが流出したことがわかっている。

26日午後13時57分時点では、ステーブルコインとBTCボールトのデポジットをブロックするように動いており、既存の預金は引き続きFARMトークンを獲得できるという。

これまでのハッキングやバグなどではコードの監査を受けていないことが原因の一つとされているが、ハーベスト・ファイナンスはHaechi LabsとPeckShieldによって監査を受けている。今回の攻撃がスマートコントラクトのコードの欠陥によるものなのかは不明だ。

DeFiパルスによると、ハーベスト・ファイナンスは10億ドル以上の価値をロックしていたが、記事執筆時点で急落し始めている。約1時間で65%も暴落した。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/defi-hacking-again-almost-25m-dollars 

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Source: 仮想通貨情報局

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