JPモルガン最新分析
これまでビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)の価値を否定していた米大手銀行JPモルガンがビットコインの可能性を評価している。最新の報告書でPayPalの発表や、ゴールド(金)の競争相手として市場分析を行なった。
仮想通貨アナリスト兼経済学者のAlex Kruger氏や仮想通貨投資ファンド10T Holdings社の創設者であるDan Tapiero氏はJPモルガンの「グローバルマーケット戦略」による報告書「フロー&流動性:ビットコインとゴールドの競争」の内容をSNSに掲載した。
Kruger氏はこの報告書を受け、「JPモルガンは2017年に、ビットコインが詐欺だのバブルだのと批判したが、2020年はビットコインをゴールドに比較するようになってきた。我々は長い道のりをやってきた」とコメントした。Tapiero氏も驚きを示し、「JPモルガンが今まだ発表した内容のなかで、これがビットコインにとって最も強気なものだ」と話した。
JPモルガンのCEO Jamie Dimon氏は数年前、ビットコインなどの仮想通貨に対して「詐欺」や「銀行への脅威」と批判し、その価値やユースケースを否定してきたが、同社の金融分析報告書では特に今年、コロナ禍による金融資産の価値変化や、ビットコイン半減期など業界にとっての様々な重要な出来事を多く取り上げて分析し、多くの金融機関や投資家もビットコインに対する認識を広げていると見られる。
参考資料:https://coinpost.jp/?p=193207
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Source: 仮想通貨情報局