ここ数か月、仮想通貨市場に新たな資金が殺到している。トークンセールには募集枠を超える応募があり、カルダノ(ADA)やチェインリンク(LINK)、ヴィチェーン(VET)といった通貨の価格は100パーセント以上上昇している。
これは新たな強気市場の到来を告げるものなのか、それとも単に、いずれはじける運命のバブルなのだろうか? 仮想通貨調査会社「Blockfyre」の共同創業者サイモン・デェディッチ氏が7月24日に投稿したツイッターによると、その両方の要素が少しずつ含まれているという。
強気派が戻ってきたか
仮想通貨の現在の状況は、多くの面で17年のICOブームを思い起こさせる。新たなプロジェクトが大量に現れ、トークンは販売から数時間で完売している。特に分散型金融の領域で顕著だ。
定着しているプロジェクトや、少なくともそれらのうちで最も強力なものはトークンの価値が3桁増となり、チェインリンクは仮想通貨界の「テスラ」と呼ばれるに至っている。テスラと言えば、同社を率いるイーロン・マスク氏だが、マスク氏はツイッターでドージコイン(DOGE)を売り込んでいる。それと歩調を合わせているのがソーシャルメディアアプリのTikTokだが、これはマスク氏よりも想定外の存在だろう。
DeFiブームはバブルか
デェディッチ氏は、最近のDeFi(分散型金融)の熱狂が17年のICO熱を思い起こさせると認め、同じ道筋をたどるのではないかと感じている。
「これは1つの物語だ。多くの興味深いコンセプトが登場しており、金融分野に変革がもたらされるかもしれない。だが、価格が高いだけの無用な粗悪品も混じっているだろう」
しかしながら、最も強力なプロジェクトは生き残るだろう。デェディッチ氏も、チェインリンクやヴィチェーンに現在注がれている資金がそれを裏付けていると見ている。
「これら2つのプロジェクトは17年に立ち上げられたが、(現在のDeFiと同じく)過剰に騒がれた初期段階の後に強気市場が到来し、静かに製品の構築に専念していった」
現在数多くあるDeFiプロジェクトのうち、デェディッチ氏の興味を引いているのが DMM DaoやAleph、DecentR、DeFiPieだ。全部が長期的に成功するかどうかは分からないが、「これらのプロジェクトのすべてが、分散型金融の空間に破壊的変革をもたらすような、とても興味深い手法を採用している」という。
強気市場が徐々に始まる
新たな資金が市場に注がれる中、デェディッチ氏は強気市場がまたやって来ると信じている。徐々にではあるが、それはすでに始まっているのだ。
「今現在、資金の大半は見識に基づいた慎重なもので、それは最近の弱気市場によるものだ。だが(人々は)、より大胆な資金投入を始めている」
その次には「小売のFOMO(取り残されまいとする行動)の大きな波がやって来て、それが市場全体を押し上げるだろう」。
最近、開発者が「無価値」と述べたトークンが1日で4000パーセント上昇したことがあったが、それを考えると、強気市場は想定より早く到来するのかもしれない。
しかしながら、デェディッチ氏によると、その先には間違いなく別のバブルの崩壊が待っている。したがって仮想通貨の世界ではいつものことだが、用心深さが求められる。
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Source: 仮想通貨情報局