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仮想通貨投資のグレイスケール、ビットコインキャッシュとライトコインの投信取引の開始へ

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仮想通貨投資信託を手掛けるグレイスケールインベストメンツ(Grayscale Investments)は、ビットコインキャッシュ(BCH)とライトコイン(LTC)を、グレイスケールの仮想通貨投資信託を通じて取引できるようにする。

7月20日の発表で、グレイスケールは米国の自主規制機関である金融取引業規制機構(FINRA)が、同社のビットコインキャッシュ投資信託とライトコイン投資信託の株式公開を承認したと述べている。2つの株式はBCHGとLTCNというティッカーシンボルであり、店頭取引(OTC)市場で取引可能となる。2つのデジタル資産の取引は、世界最大の証券預託機関であるDTCの承認を得て、取引高を公開することになるという。

グレイスケールは6月30日時点で、ビットコインキャッシュ投信に2,725,300株を保有し、580万ドルの資産を運用している。またライトコイン投信については、509,400株を保有し、計200万ドルの資産を運用している。

実際にトークンを保有せずに投資

グレイスケールの投資信託は、実際にトークンを保有する必要なし、仮想通貨に投資する手段を提供する。グレイスケールによると、この戦略は「ビットコインキャッシュやライトコインを直接購入、保存、保管するという課題」を回避することができる。

ビットコインキャッシュとライトコインの投信は、グレイスケールにとってビットコインやイーサリアムに次ぐ新しい投信商品となる。グレイスケールはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)の投信の株式を既に取り扱う承認を得ている。

機関投資家の需要に対応するグレイスケール

グレイスケールによれば、第2四半期には、グレースケールへの投資の84%が、ヘッジファンドや機関投資家からのものだった。したがって、この数値は、ビットコインに対する機関投資家の関心を示している。グレイスケールは積極的にBTCを購入しており、そのペースはマイニングで生成されるBTCよりも速いものだった。

ビットコインが5月の半減期を迎えた後、2020年第2四半期のグレースケールビットコイン投資信託への流入は、同じ期間に新しくマイニングされたビットコインの数を上回った。新たにマイニングされたビットコインに比べてグレースケールビットコイン投信への流入が非常に多いため、供給サイドの圧力が低下し、ビットコインの価格上昇のポジティブなサインであった可能性がある。

ただグレイスケールではここ3週間、新規のビットコイン購入が止まっている状態だ

グレイスケールの広報担当者は、BTC購入の停止は一時的なものであり、運営上の沈黙期間が原因であると、コインテレグラフに語った。

「グレイスケールビットコイン投資信託の私募については、運営上の沈黙期間があった。投資信託は、7月10日金曜の午後4時(東部標準時)にサブスクリプションをオープンにしている」

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/grayscale-receives-finra-approval-for-bch-and-ltc-to-trade-publicly 

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Source: 仮想通貨情報局

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