米仮想通貨ファンド「イキガイ」の創設者であるトラヴィス・クリン氏が、CNNに出演し、ビットコインは今は交換手段として使う時ではないと述べた。
ビットコインと希少性
ビットコインは、「"外部の支配者がいない""発行量が決まった""グローバルで""不変で""分散型の""デジタルな"価値保存手段」と形容。たくさんの形容詞が入っているが「全て大事」とし、ビットコインが無責任な金融・財政政策に対するリスクヘッジ手段と言われる所以だと解説した。
「世界中の中央銀行が自国通貨の価値を下げるために競争をしている。(中略)彼らは何に対して自国通貨の価値を下げているのだろうか?彼らは、希少性が証明できるものに対して価値を下げている。希少性が証明できるものとは、金(ゴールド)だ。そして金より希少性が証明できるものはビットコインだ」
「価値保存手段」→「交換手段」
クリン氏は、「分散型技術のキラーアプリはマネー、とりわけ価値保存手段だ」と主張。その上で、ビットコインが交換手段として普及しない理由を解説した。
「ビットコインは現在価値保存手段として有能すぎるので良い交換手段になれていない。誰も1万BTCでピザを購入した男になりたくないのさ」
クリン氏は、今後数年でビットコイン価格が上がる一方でボラティリティ(変動幅)が減少し、交換手段として使いやすくなると予想した。
「ビットコインは価値保存手段」と主張する人々と「コンビニやスタバでコーヒーはまだ買えないのか」などと主張する人々の議論がかみ合わないことは多い。
アダマント・キャピタルの創業パートナーであるトゥア・デミースター氏は、19世紀の英国経済学者ジェボンズのマネーに関する論文を引き合いに出し、歴史的にマネーは、最初は「収集」、2番目に「価値の保存」、3番目に「交換」、最後に「価値の尺度」という4つのステージを経て成立したと指摘。「もしビットコインも完全なマネーになるには、4つのステージを通過するだろう」と述べた。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/ikigai-founder-now-is-not-the-time-to-spend-bitcoin
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Source: 仮想通貨情報局