仮想通貨取引所大手バイナンスのジャオ・チャンポン(通称CZ)は、米経済番組CNBCに出演し、トランプ大統領のビットコイン批判コメントは仮想通貨業界に良いことしかもたらさないと述べた。
トランプ大統領は今月12日、「ビットコインのファンではない」と発言。またフェイスブックの仮想通貨のリブラに関しても「銀行並みの規制を受けなければならない」と釘を刺していた。
これについてCZは、「トランプ大統領はポジティブなこともネガティブなことも言っておらず、単純にファンじゃないと言っただけだ」と指摘し、仮想通貨についてツイートをして話したこと自体が良いことだと述べた。
CZは次のように続けた。
「仮想通貨はどこか1つの国の動向にかかわらず、生き残るだろう。ビットコインを禁止しようとするほとんどの国では、逆に市民は仮想通貨をもっと欲しくなるだろう」
また、CZは5月にバイナンスで起きたハッキング事件についても言及。7000BTCを流出させたものの、バイナンスは補償する資金は十分にあるとすぐに発表。さらにCZは、ハッキングを発表してから4時間あまりでツイッターで「会見」を行った。
CZは、「不運だった」としつつも「マネージメント可能だった」と主張。バイナンスの対応によって、仮想通貨業界に「新たなレベルの透明性」をもたらしたと述べた。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/govt-bans-only-make-citizens-want-crypto-more-binance-ceo
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Source: 仮想通貨情報局