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米仮想通貨投資ファンドDCG、2016年と2018年の投資動向を比較

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米国のブロックチェーンと仮想通貨に特化したベンチャーキャピタル、デジタルカレンシーグループ(DCG)は、2016年から2018年までに行った投資に関するデータを公開し、これまで130近くの投資を行ったと述べた。同社が4月1日にブログで明かした。

DCGは仮想通貨の専門家としても名高いバリー・シルバートが創設。2016年以降、127のスタートアップ企業に投資し、その大半はシードステージ(創業まもない段階)での投資だったという。

同社は、ブロックチェーンと仮想通貨市場において、2016年と2018年終わりは、完ぺきではないにしろ、比較するには有効なデータだとしている。

ブログでは、「あらゆる種のスタートアップがシードステージで資金をあげている。これは米国拠点のブロックチェーン企業をみれば真実だということがわかる」とし、同社が投資した米国におけるシードステージの資金調達の平均規模は、2016年の194万ドル(約2億1600万円)から2018年終わりには67%増の324万ドル(約3億6000万円)に成長しているとしている。

仮想通貨分野のスタートアップは、過去3年間を見ても変化が非常に速い。2017年にはICO(イニシャル・コイン・オファリング)など、消費者市場ブームとなった。

「2017年は仮想通貨が急騰し、錯乱した年だった。シードステージの資金調達の平均は、2016年の1068万ドル(約11億円)から2017年には45%増の1551万ドル(約16億円)になった」とし、「しかし、2018年は逆行した。昨年がトークンの公開取引が大不況であった一方で、我々が出資したシードステージの資金調達の評価は17%減の1293万ドル(約15億円)へと、比較的低下した」とも述べている。

DCGは、現状や来年の計画などについては触れなかった。

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/digital-currency-group-data-reveals-turbulent-crypto-investment-landscape 

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Source: 仮想通貨情報局

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