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なぜビットコイン(BTC)急騰?謎のバイヤーによる大量注文の影

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1人のバイヤーが、三つの取引所で同時大量買い

ロイター通信によると、アジア市場の取引で、BTC価格は2018年11月以来初めて5,000ドル(約55万)の壁を破り、1日当たり過去最高の値上がりを記録しました。BTCの価格は、主要な取引所では4,700ドル(約51万7,000円)で推移してきました。ビットコインが最後に4,500ドル(約49万5,000円)を上回ったのは、5カ月前の18年11月にさかのぼります。

ボストンコンサルティンググループ(BCG)傘下の仮想通貨仲介会社のオリバー・フォン・ランツベルグ・サディー(Oliver von Landsberg-Sadie)所長がロイターに語ったところによると、1人のバイヤーが複数の取引所で、1億ドル(約110億円)相当のBTCを、コンピューターアルゴリズムを用いて購入を試みたのが価格急騰の引き金になりました。

同氏はロイターに対して、「3か所の取引所において、1回の注文がアルゴリズムに則って管理され、合計で約2万BTCが購入された」と説明、その取引所とは米国のコインベース(Coinbase)とクラーケン(kraken)、ルクセンブルクのビットスタンプ(Bitstamp)の3カ所だと指摘しました。「それぞれの取引所の取引量を見ると、1時間に約7,000BTCが同時に取引されていた」との裏話が明らかにされました。

遅れを取り戻そうとする他のユーザーによる注文が殺到

別のインサイダーがロイターに語ったところでは、BTC価格が上昇中、1時間に600万のトランザクション(取引)が記録されました。これはほとんどアジアの取引所で取引され、結果的に通常の取引量の3~4倍にも達しました。その結果、「遅れを取り戻そうとする他のユーザーの注文殺到の引き金になり、取引の熱狂を招いた」との説明でした。

BTCは17年12月、一時2万ドルを付けましたが、以後徐々に下落。19年2月に長期的なビットコイン弱気相場に入り、3,300ドル(約36万3,000円)から4,200ドル(約46万2,000円)の落ち着いた取引が続いていました。

ロイター通信の記事は、「アナリストによると、謎のバイヤーによる大規模注文がコンピューターによる取引の熱狂を招き、BTCはほぼ5カ月ぶりに最高値まで急騰した」という書き出しで始まっています。

次いで「BTCが、20%ほどアジアの取引で高騰し、2018年11月中旬以来はじめて5,000ドル(約55万)の壁を破った。午後半ばごろまでに、4,800ドル(約52万8,000円)ほどに落ち着きを取り戻したが、18年4月以来、1日の取引量としては最大の上昇率となる16%増であった」という熱狂した状況を伝えています。

機関投資家はセキュリティと不透明感から仮想通貨市場の傍観者に

機関投資家はこの半年ほど、 仮想通貨市場には傍観者にとどまっていました。脆弱なセキュリティや規制上の不透明感に対する懸念が、機関投資家が仮想通貨に大きな関心を持てない理由であると言われています。

ビットコイン先物取引をいち早く開始(2017年12月)していたシカゴ・オプション取引所(CBOE)は19年3月、ビットコイン先物取引契約を中止しました。ちなみにほぼ同時にビットコイン先物取引を開始したシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は平常通り取引を続けています。

株式市場ではまず見られないこのような大きな価格変動(ボラティリティ)は、仮想通貨市場ではよくあることです。仮想通貨情報サイトのクリプトコンペア(CryptoCompare)の創業者チャーリー・ヘイター(Charlie Hayter)氏は、今回のような大きな注文は、コンピューターアルゴリズムを使ったトレーダーの注文を促すきっかけになると語っています。 

参考資料:https://coinchoice.net/anonymous-buyer-cause-pumping-bitcoin/ 

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Source: 仮想通貨情報局

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