5年間、暗号通貨メディアを運営して学んだこと
以下のブログは、NullTXという海外の暗号通貨メディアの「5年間、暗号通貨メディアを運営して学んだこと」というブログです。
内容は基本的なことばかりですが、多くのメディア関係者にとって学びがあることだと思われるので、要約し、考察を付け加える形で紹介します。
参照:NullTXブログ
- ファクトの3重チェック
- 脅迫されても応じない
- コンテンツはオリジナルなものを
- スキャムをプロモートしない
- 読者に誠意を持つ
- 自分のコンテンツ・メディアの戦略に実直になる
- 意見や考察を加えることも恐れない
- 楽しむことを大切に
この8つのリストはどれも基本的なことですが、全て実行できている日本のクリプトメディアはほとんどいないのではないかと思います。
より良いブロックチェーン・暗号通貨メディアを作るために
以下からは私の考察です。
ファクトのチェックに関しては、とてもコストのかかる分野です。編集チームの暗号通貨・ブロックチェーンの基礎知識も習熟度が高まっている必要があります。
また、暗号通貨業界では、特定の通貨に対してバイアスも持った強いサポーターや詐欺コインの業者も存在します。そういった人たちは、自身のサポートをするコインに対しての事実や考察を述べた記事が掲載され、それがそのコインにとって不利な言論の場合、強迫行為などを行う行為が国内外で散見されます。
これに対して、メディア運営者は気を強く持つべきでしょう。
コンテンツはオリジナルなものが望ましいという点は、そのとおりです。海外メディアの翻訳・要約報道のみがコンテンツのメディアでは、長期的に価値を提示することは難しいだろうと思います。
そして、スキャムをプロモートしないという点ということも大切です。とはいえ、実際のところ、何がスキャムで何がスキャムでないかの判別は非常に困難であり、その判断は未来にしかできない、つまり不可能であるということも往々にしてあります。
そこで意識されるべきことは、このブログの筆者も述べていますが、「読者に誠意を持つこと」ではないかと思います。
この結果、具体的に期待される行動としては、広告掲載しているサービスをメディア側がもう少し理解することに努めることが一つだと思います。この広告サービスを本当に大切な読者に勧めていいか?とグローバルのトップブロックチェーンメディアであれば、もう少し精査しているだろう努力を怠っているメディアが多いような気がします。
また、読者に誠意を持つことは、読者が時間を使って読んでいるのだから、と想像力が働き、コンテンツの質にも反映されるはずです。
さて「楽しむこと」ですが、これはかなり顕著に各メディアに反映されているような気が個人的にはしており、編集者・ライターが楽しんで運営をしているメディアか、またはそうでないかは、賢い読者には全て区別がついていると思って間違いないのではないかと思います。
メディアの様々なビジネスモデル
最後に、手前味噌ですが筆者が運営する「d10n Lab」は、ディープなレポートを配信するコミュニティです。これを広義なメディアとして捉えると、比較的実行できてる方だとは思っていますが、課金モデルというベースがあるからこそだとも言えると自己分析しています。
もっともメディアにもビジネスモデルは様々なモデルがあり、読者が無料で読めても、健全な運営をするための手法はあるはずです。
しかし、メディア運営者は目指したいメディア像を描き、それに沿ったビジネスモデルも構築しなくてはいけない必要性があることも間違いないと思われます。
いずれも全て実行することは難しいですが、胸に手を当てて考えたいチェックリストだと言えます。
参考資料:https://coinchoice.net/what-i-think-that-about-reading-overseas-cryptographic-media-articles/
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Source: 仮想通貨情報局