先週半ばから、全般的なドル安が続いています。ドル円も緩やかではありますが、高値、安値とも切り下げてきています。
今日から、事務レヴェルでありますが米中通商協議が再開されます。ただ、アメリカが妥協する姿勢を見せていないことから交渉が好意的に進む可能性が低いと考えられ、リスク選好の円売りにつながる材料にはなりにくく、引き続きドル円相場は軟調な展開が予想されます。
またドル円の日足チャートを見ると、一目均衡表の抵抗帯下限を割り込んで、いわゆる三役逆転が点灯しており、本格的な下落トレンド入りの可能性が示唆されています。急激な動きにはならないと思いますが、109円台半ば程度までの下落があると考えています。
Source: 高野やすのりののりのりFX