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グロースの反発はいつ?

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前回更新が3月14日、およそ半年ぶりのブログ更新になります。

長年の下落相場で揉まれながら株道ブログは育ってきたこともあり、下落しないと執筆活動に身が入らない、また、上昇相場に水を差すことも好まない、そういったことで時季が過ぎていきました。
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海外勢もその頃3月第五週から買い越しに次ぐ買い越し。グロースの後も
バリュー(割安株)が底上げする、セクターと市場の回転が利いたとても良い地合いが続いていました。

今の相場での皆さんの一番の関心は、バリュー相場がいつまで続くのか、そして、グロース(マザーズ)はいつ反騰するのかということだろうと思います。

こちらはグロース指数チャートです。
※松井証券様よりお借りしています(書き込みは自身)
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グロース市場(マザーズ)は5月の下旬から6月上旬まで買い上げられ、6月中旬を境にして売り転換しています。この下落の過程で信用買い残が急増、その後も難平や新規の値ごろ買いを巻き込んで、下落圧力を維持しているものと思われます。

信用期日から逆算した日柄計算では、10月~11月の反騰が有力です。それまでの急落によるリバウンドや、ダマシの戻りで、銘柄によっては需給転換が起こり、前倒しすることもあるので、あくまで参考値になります。

昨日(9/21木)も急落により追証の投げが出ています。


注)5月下旬→訂正6月中旬

そして、本日(9/22金)は短期的な需給アヤ戻しにより、グロース市場は+1.99%高、マザーズ指数も+1.98%高となりました。

ただ、これだけ指数高しても弱いままの含み損銘柄もあったと思います。それは、銘柄の値戻し水準を長年の経験から覚えてしまっている投資家がしぶとくロスカットしないために需給悪化を招いていると考えられます。

年後半の相場はマイナス金利解除・利上げを織り込んでいく地合いです。

機関投資家(ファンドなど)は、運用比率(ポートフォリオ)の変更を余儀なくされています。グロース成長株を売却し、利上げの恩恵を受ける金融セクター(銀行・保険・証券)の比率を増やす。売買のベースにこの市場環境があることを忘れてはいけません。

織り込み済みとなるまでは、トレンドの転換ではなく、需給転換による足腰の弱いグロースの戻り相場と考え、小型グロース株には要注意、しっかりとした根拠をもって銘柄選択をしたいと考えています。

バリューは調整下落を挟みながらも、利上げの「事実で売る」、もしくは「二番天井の確認でポジション解消」が今のところ、利益を最大化する方策かと思います。

最近は米国債が急騰すると株を自動的に売るアルゴリズムも組まれているそうです。米国債券高・米国株安による、行き過ぎた日本株調整はバリュー買いの好機と捉えています。

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日本株指数も確認しておきましょう。
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窓空けの二空、25日・75日移動平均線割れの陽線。一目均衡表の雲の下限位置。ここで戻らなければ、下値支持ラインは次の通り。
①31,800-31,600円
②31,400円
③30,800円

しかし、TOPIXだと見えるチャートの世界が異なります。NT倍率が急低下しており内需が強く、ハイテク売りが如実です。
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25日・75日移動平均線すら割り込んでいない状況。これほど日経平均とTOPIXで見え方が違うこともめずらしいです。

9月の中間配当権利取りまであと3営業日。銀行などの内需高配当銘柄がそれほど売られていない一因もあるかも知れません。

いずれにしても「日経平均株価は不調、日本株は好調を維持」という説明に尽きます。

日経平均が日本株指数に戻ってきた時、グロースの夜明けになるのかも知れません。

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