分散型金融(DeFi)プロトコルのアーベ(Aave)は7月16日、イーサリアムのメインネット上でアルゴリズム型ステーブルコインGHOをローンチした。GHOは米ドルにペッグし、これまでに219万ドル相当のGHOが発行された。
アーベは新ステーブルコインGHOを「分散型、オーバーコラテラル(多数担保)型」資産と説明。イーサリアムのネイティブトークンのイーサ(ETH)やアーベのネイティブ・トークンAAVEを含む「多数の」デジタル資産によって支えられている。
メインネット上でのGHOのローンチに関して、コミュニティ・ガバナンス投票では、参加した424アドレスのほぼ100%が賛成票を投じた。
テザー(USDT)のような中央集権型ステーブルコインは、準備資産に関する透明性が不足しているとして批判を浴びている。しかし、アーベによると、GHOを支える資産は透明性があり、オンチェーンデータを用いて確認可能だという。
アーベは「全ての取引は自己実行型スマートコントラクトを通じて行われ、GHOの取引に関する全てのデータはブロックチェーンから直接、あるいは数多くのユーザーインターフェースを介して入手し、監査可能だ」と述べている。
さらに、GHOの収益がDAOの財務をさらに強化し、ガバナンスはAAVEとstkAAVEのトークン保有者に委託されると発表した。
ステーブルコインGHOは現在、一般に利用可能だ。
「誰でも、アーベプロトコルV3のイーサリアム市場に供給する資産を担保としてGHOを発行できる。これにより、GHOは多様な資産によって多数担保が確保される」
GHOのローンチにより、アーベはアルゴリズム型ステーブルコインの仲間入りを果たす。既に5月4日には、DeFiプロトコルのカーブ(Curve)が自身のアルゴリズム型ステーブルコイン、crvUSDをローンチしている。
記事執筆時点で、メーカーDAOのイーサリアムベースのステーブルコインDAIが最大のアルゴリズム型ステーブルコインであり、DefiLlamaのデータによれば時価総額は428億ドルを超えている。
しかしながら、ステーブルコイン全体の市場は、テザーやUSDCのような中央集権型の発行者が支配している状況だ。
現状では、テザーとUSDCが米ドル連動型ステーブルコインの総流通量の87%を占めている。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/aave-protocol-launch-stablecoin-gho-ethereum-mainnet
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Source: 仮想通貨情報局