イーサリアムブロックチェーンがNFT基盤として圧倒的な人気を集めている一方で、他のレイヤー1、レイヤー2ブロックチェーンは最近、取引高が上昇している。
CryptoSlamのデータによると、レイヤー1ブロックチェーンのカルダノ(Cardano)は4月24日早く、NFT取引高で第4位のレイヤー2、ポリゴン(Polygon)を一時上回った。
24日午後には、BNBとポリゴンに次ぐ6位に後退したが、カルダノのNFT取引高は24時間で86%増加した。CNFT.ioによると、過去24時間の取引高が18万5000カルダノ(ADA)、約7万ドル(約940万円)を超えたGoofy GophersとSpacebudzという2つのプロジェクトが上昇を牽引したようだ。
ソラナ(Solana)などのブロックチェーンも過去7日間に取引高が増加している。ソラナは4月22日に取引高、ユニークユーザー数が急増。これは発行が遅延するほど人気を集めたMad Ladsの販売が主な原因、Mad Ladsは4月22日の取引高990万ドルのうち800万ドル以上を占めた。990万ドルはCryptoSlamによると1月以来の高水準、ソラナのNFT取引高は過去7日間で129%増加した。
一方、NFTリサーチャーのSealaunchがまとめたDuneのダッシュボードによると、ポリゴンも過去数日間に取引高が増加している。最近ソラナからポリゴンに移行したNFTコレクション「Y00ts」が、NFTマーケットプレイスのオープンシー(OpenSea)とマジックエデン(Magic Eden)で活発な動きを見せているようだ。
イーサリアム以外のブロックチェーンでのNFT取引の増加は、イーサリアムでのNFT取引がここ数日、減少していることを反映している。Crypto Slamによると、イーサリアムでのNFT取引高は過去7日間で12%減少、ユニークユーザー数も減少している。
NFT市場は、長引く「暗号資産の冬」の中で冷え込んでいるように見えるが、過去数カ月、一部のコレクションの取引高が短期的に上昇している。
SeaLaunchによるDuneダッシュボードによると、ブルー(Blur)、オープンシー、ルックスレア(LooksRare)などの人気NFTマーケットプレイスのユニークユーザー数は4月19日に7805人まで減少、2021年7月以来の低水準となった。
NFTマーケットプレイス全体の取引数も減少し、4月19日には1万6149件、2021年11月以来の低水準となった。ここ数日はわずかに回復している。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/182100/
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Source: 仮想通貨情報局