2023年第1四半期にハッカーが3億2000万ドル以上の資金の不正流出に関与していた。この数字は、ブロックチェーンセキュリティ企業CertiKが四半期報告書でまとめたオンチェーンデータによるものだ。
今年1~3月の被害額は、2022年の第1四半期と第4四半期にハッカーがそれぞれ約13億ドルと9億5千万ドルを盗んだことに比べると、かなり少なかったと言えるだろう。CertiKによれば、被害額が少ないのは、シルバーゲート銀行の問題や、シリコンバレー銀行破綻の最中にUSDコイン(USDC)がペッグを外れたことなど、オフチェーンで起こった出来事が仮想通貨業界全体に影響を与えたことが関係しているという。
四半期に盗まれた資金のうち、3,100万ドル以上が90件の出口詐欺によって失われ、2億2,200万ドル以上が52件のフラッシュローンやオラクル操作によって失われた。CertiKは、事件数と各ブロックチェーンで失われた金額について、BNBチェーンが四半期で最も多い139件の事件を抱えていることを指摘した。一方、イーサリアムは事件数が少ないにもかかわらず、第1四半期に2億2,100万ドルが失われ、最も損失額が多かった。
2023年第1四半期の損失額は、2022年第1四半期と第4四半期と比較してかなり少ないものの、数億ドルが失われており、そのうち60%は最近のEuler Financeのハッキングに起因している。3月13日にフラッシュローンの悪用によってプロトコルがハッキングされ、1億9,500万ドル以上の損失が発生した。
ハッキングによる被害額は巨額に見えるが、ハッカーとの交渉を通じて大部分の資金が回収された。4月4日、Euler Financeは、ハッカーとの約1か月間の交渉の末、失われた資金の約90%を回収することができたと発表している。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/here-s-how-much-is-lost-to-crypto-hacks-and-exploits-in-q1-2023
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Source: 仮想通貨情報局