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株道の相場解説、春。

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「平和で安堵の春はこんなにもいつくしいのに・・」

私は、ウクライナ情勢もコロナの収束も進展を予測して相場を張ることはありません。投資を投機にしてしまっては資金ショートかストレスで相場を10年生き残ることは難しいと思います。

多くの投資家が投げ出してしまうほどの情報過多で複雑な相場の時は、相場師はシンプルに回帰します。憶測を一切排除して、投資家の心理状態(値幅)をチャートに落とし込み、時間軸で買い集め、需給変化を待ちます。

「高く買わないこと。そして安く買えたならそれを損切りさせられないこと。」これは相場を生業とする相場師でも相場歴一年目の初心者にでも共通する、相場で生き残るための戒めです。

チャートを見ないで売買をする投資家はいません。皆が見ている値幅が高安を、移動平均線がトレンドをシンプルに教えてくれています。あとは自らの投資期間の時間軸によって何割の資金を分散して投じるのか、何%の上昇リバで利食うのかを決めます。今は長期的に高く、中期的に安く、短期的にやや高いといったマーケットコンセンサスかと思います。同調圧力にも注意します。

日経平均は約-20%下落しました。
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週足は25,000円割れを
否定し、5週ぶりに1,500円超の大陽線となりました。

FOMC通過でアク抜けと処理されていますが、昨年9月14日高値から半年が過ぎ、売らなければならない人の売りは一巡したのではないかと思います。(株道指南書:信用取引高値期日と投資家心理より)

ただし、トレンドを示す移動平均線は向き・並びともに下落トレンド真っ只中。27,000円をサポートラインに変え、下値を切り上げながら上値抵抗ラインを超えていく投資環境下であるか否か。買いの主体となる資金の質を見極める局面です。
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不確実な材料、未曾有の恐怖、想定外の展開でボラティリティーが高まります。つまり、株価が余計に反応するため、情報を集め器用に立ち回ろうとする、うねり取りのような手法はどんどん刈られて資金ショートしてしまいます。
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一方、こういったように決算月でもある3月、9月は
ポジション調整の売買転換が起こりやすい相場特性(指南書:アノマリー投資カレンダー参照)があります。ベテランはその行き過ぎをひたすら待って買い場としています。

3月第4週、5週のマーケットでの注目は、国内外の長期資金(年金)のリバランスの大幅買い越し(リバランスの売りはザラ場中、短時間で終わります)となれば一段高。もちろんウクライナ戦況悪化で一夜にして大幅安もあり得ます。3月末の配当権利取りの思惑も重なりますから、保有株長持ちの新規手控えという個人投資家が多いと思います。

また、昨年秋から海外勢は日本株をショートし続けました。このリバランスを前に3月14日の信用高値期日をさかいにショートカバーの買い戻しが発生している可能性もあります。

ウクライナ戦争勃発で資源価格が高騰し、コロナによる超ド級の金融緩和のツケでインフレが急加速。今後も米利上げ(金融引き締め)は避けて通れません。
景気後退によるスタグフレーションも懸念されていますので、投資スタンスとしては高値追いほどほどに、下落トレンドのリバ取りに徹し、守りの投資と考えています。

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株の
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