2021年はイーサリアム飛躍の年へ
イーサリアムは今までにおおよそ1年に1度の頻度での大型アップデートを行ってきましたが、2021年はイーサリアム2.0を含めて4度のアップデートを行いました。
4月:ベルリン→EVMの調整
10月:アルタイル→バリデータ報酬の整理
特に大きな変化となったのは8月のロンドンハードフォークによるEIP-1559の導入です。
EIP-1559では支払う手数料を決める「ガス代」の操作をマイナーが行うことができなくなり、シンプルな実需要が上がるほど支払われた手数料がバーン(焼却)される仕組みです。
またイーサリアム上に展開する新たなネットワークレイヤーであるL2のArbitrumやOptimismもローンチしており、2021年はL2黎明期となったと言えるでしょう。
2022年はETHを約1.4兆円焼却か
EIP-1559では支払われたガスが焼却されて市場から消えていき、2021年8月のローンチから現在のレートで仮定すると1日平均で8640ETHとなるため
8640ETH * 365日 = 315.3万ETH
が2022年には焼却される見込みです。
誤差があるにしても市場供給量の約3%が毎年減少する形となり、需要が高まるほどETH価格が高騰しやすくなるということになります。
またイーサリアム2.0へのステーキングはこの1年で668万ETH(約3兆円)もの増加を記録しており、ステーキングの勢いが減るどころかDeFiやNFT需要とは別に大きくステーキングが伸びた年にもなっています。
マイニングでの新規発行を除き、ETH2のステーキングとEIP-1559をあわせて約10%が市場からデフレしたということになるでしょう。
マイニング終了とL2への移行加速
マイニングを終了してステーキングに完全移行する「The Merge」では2021年12月末を目指していましたが、アロウグレイシャの実装により2021年6月を目処としています。
このThe Mergeはイーサリアムのセキュリティを高めるとともに、ETH2への移行ジレンマを解決することから2022年は今まで以上にイーサリアムの年となるといえます。
また2021年最後のコアデベロッパー会議で「The Surge」の優先開発も決定しており、L2黎明期となった2021年よりさらにイーサリアムの実利用がしやすくなるアップデートの開始が行われます。
イーサリアムはより複雑になるものの、Rollupという技術を活用したL2を2022年はより利用しやすくなり、今以上の巨大エコシステムへと変貌を遂げることになるでしょう。
参考資料:https://coinchoice.net/ethereum-would-be-huge-network-in-2022/
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Source: 仮想通貨情報局