BTC/USDT
ビットコインは、上昇トレンドラインと心理的サポートである50,000ドルを割り込んだため、トレーダーによるパニック売りが発生したようだ。
下降している20日指数移動平均(EMA:55,551ドル)と売られ過ぎゾーンに近い相対力指数(RSI)は、市場は弱気派が主導権を握っていることを示している。弱気派は、上昇トレンドラインをレジスタンスに反転させようとするだろう。これが成功すれば、弱気派は再びBTC/USDTペアを42,000ドルから39,600ドルの強いサポートゾーンに沈めようとする。
あるいは、強気派が価格を上昇トレンドラインの上に押し上げれば、20日EMAまで上昇する可能性がある。20日EMAは重要なレベルであり、これを上抜けしてクローズすると、弱気派が勢いを失いつつあることを示す最初のサインとなる。その後、61,000ドルのレジスタンスラインまで上昇する可能性が出てくる。
ETH/USDT
イーサ(ETH)は、12月4日に100日単純移動平均(SMA:3,873ドル)を下回り、急落したが、弱気派は下値を維持できなかった。このことは、トレーダーが押し目で蓄積していることを示唆している。
回復の試みは4,250ドル付近の厳しいレジスタンスに直面している。弱気派は12月6日に3,900ドルのサポートを下回ろうとしたが、ローソク足の下ヒゲは、強気派がこのレベルを守っていることを示唆している。
買い方が20日EMA(4,315ドル)を上抜けて価格を維持すれば、ETH/USDTペアは4,868ドルのレジスタンスラインまで上昇する可能性がある。このレジスタンスをブレイクしてクローズすれば、上昇トレンドの再開だ。
逆に、20日EMAから下降に転じると、弱気派は価格を100日SMAの下に沈めて維持しようともう1度試みるだろう。もし成功すれば、3,400ドルまで下落する可能性が出てくる。
XRP/USDT
リップル(XRP)は、12月4日に0.85ドルの強力なサポートを下回り、日中安値である0.60ドルまで下落した。この日のローソク足の下ヒゲに見られるように、下値での積極的な買いが強い回復をもたらした。
強気派は12月5日に価格を0.85ドル以上に押し上げようとしたが、失敗した。これは、このレベルがレジスタンスに反転したことを示唆している。今後、弱気派は再び下落の動きを再開し、XRP/USDTペアを0.60ドルまで沈めようとするだろう。
RSIは売られすぎの領域に落ち込んでおり、これは今後数日のうちに統合またはリリーフラリーを目撃する可能性があることを示している。
強気派が価格を0.85ドル以上に上昇させると、価格は20日EMA(0.97ドル)まで到達する可能性があり、ここで弱気派は再び厳しい挑戦をするかもしれない。このレベルをブレイクしてクローズした場合は、売り方が主導権を失いつつあることを示唆する。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/price-analysis-12-6-btc-eth-bnb-sol-ada-xrp-dot-doge-luna-avax
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Source: 仮想通貨情報局