イオンは私も長年保有しており、キャピタルゲイン（値幅取り）目的でない、つまり売却しない銘柄リスト入りさせています。
アベノミクスの少し前に１０００株８５５円で仕込んでおり、今年２月の時点では、投資資金８５万円が４.３倍の３６７万円の史上最高値を付けました。そこからは、１００万円以上含み益が消えたことになります。
上がれば下がるのが相場なので何とも感じていません。行き過ぎた株は業績に関わらず修正されるのは相場の摂理と受け入れています。
先週末のツイッターで私はこんなことをつぶやきました。
逆張りで一回目に買いたくなった時は安心して見送って下さい。あなた以外の初心者が買ってくれます。そして高確率で下げます。二回目に買いたくなったら安心して見送って下さい。一回目に買った初心者がナンピンしてくれます。三回目、買いたくなければ買って下さい。その玉は初心者の投げです。
さすが貴殿は読みが深い。一回目の買いたいの捉え方は人それぞれ。貴殿はおそらく第3波。私も同じです。
例えばイオンの日足チャート。 https://t.co/j3zyHwettK https://t.co/dwKd29xVYF
さまざまな表現方法はあるのですがイオンで言えば、２５日線かい離±１０％程度で反発があるのは、指南書を元にトレードしている人であれば気付けていたと思います。忘れていた人は「株道の教え-最終章-」41ページを読み返して下さい。
本日のイオンの株価が高値２,７８６円を付けていますので、値幅と日柄をこなした底値からのリバウンドは達成したとみて良いかと思います。
２,７６０円に空いた窓を埋め、１/３戻し水準です。
ここからは今回の急落で買った投資家の利益確定売りと、中長期保有投資家のやれやれ売り、そして、高値掴みしてしまった投資家の戻り売り（損切り）といった三つ巴の需給状態となります。エントリーリスクが少し高まったと捉えることができます。どうしてもほしいのであれば、過度な楽観はせず打診買いから始め、値幅と日柄を十分にとり複数回の分散買いでリスクヘッジします。
イオンの信用残推移を確認しておきましょう。
（今週の最新データは来週火曜日更新されます）
１０月上旬から中旬にかけて信用買いが急増していたことがわかります。直近のデータが出れば、どれほど値幅と日柄で投げさせられたか、売り方が利確に走ったのか知ることができるはずです。半値戻し、全値戻しの確度も要する時間もそこから推測することになります。
遅行スパン（赤丸）がローソク足を抜けるトレンド切り返し機運。半値戻しラインが長かったレンジの下限が上値抵抗となり、崩しすぎた故の戻りの売り圧もかなりのものと考えられます。
最後に、ファンダメンタルについてですが、イオンの総合スーパーとしての利益率は低く、不動産開発事業や総合金融で利益を伸ばしている実態があります。また、固定資産割合が大きく、新規出店・改装などに多額の設備投資が毎年計上されます。
つまり、利益を優先的に設備投資に回すため、配当を抑えて、自社株買いをしない傾向があります。ただし、財務の健全さにおいてはまったく問題がありませんので、長期で株主優待の恩恵を受けながら生活を守るには適している銘柄と言えます。
国内では、岸田政権下での経済刺激策がうたれ、クーポンや現金で生活支援金が国民に配られます。内需の王様、イオンにも利益がもたらされることは間違いないと思います。
また、イオンは１００円ショップのキャンドゥを買収し連結子会社化しました。買収戦略をより重視した同社。国外でもキャンドゥの持つ商品開発力とイオンの小売りビジネスで自社ブランドを立ち上げアジア新興国の需要獲得、集客化につなげるといった話も出ているようです。
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「購入者さまの声」
Subject: RE: 「株道」フォローメール
秘儀三十八手読ませて頂きました。
Subject: 東京都の です
こんばんは。昨日、相場帳第２弾届いております。どうも有難うございました。
あれだけの量を書きまとめるのには、大変な労力と時間を費やしたことと思います。
早速読ませていただきまして、本当に購入して良かっなあと、満足感でいっぱいです。
私の知りたかった事や、誰も教えてくれない事がたくさん書いてありました。
本屋さんで探しても、おそらくこのような内容の本は見つからないでしょう。
貴重な投資体験談や、ノウハウを教えていただき、心から感謝いたします。
ただ、初心者の私には難しい部分もあり、マスターする迄には何年もかかりそうです。まずは、株用語から勉強しないと先に進めませんね。
最後のページにあった、著者不明の文章、何度も読み返しました。
株取引云々より、自分の生き方を見つめ直す良い機会になったような気がします。
これからは、この相場帳を私の参考書にして頑張ります！
本当に本当に有難うございました。ペコリm(._.)m
Subject: Re: ありがとうございました。
株道 さま
相場帳・実践編の資料送付、ありがとうございました。
数回にわたり拝読し、「真」に迫った実戦的な中身に加え、
ご自身の体験からの想い・気持ちの入った文章にもリスペクト
を抱きました。心から、感謝申し上げます。
特に、暴落相場で投資する具体的な方法は、これまでさまざまな
投資本・ブログなどを読む中で、初めて眼にしたものでした。
東日本大震災やリーマンショックの大暴落以後、株価が上がった
ことは知っていましたが。。実践的手法には初めて触れました。
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Source: 株道 - 人に教えたくない私の相場帳 -