BTC/USDT
ビットコインは、20日指数移動平均線(EMA:47,008ドル)を割り込んだものの、200日単純移動平均線(SMA:46,064ドル)に跳ね返された。両移動平均線は横ばい推移しており、相対力指数(RSI)は中間点のすぐ上にあることは、需要と供給のバランスが取れていることを示唆している。
弱気派が価格を200日SMA以下に沈めた場合、BTC/USDTペアは43,927.70ドルの次のサポートまで下落する可能性が出てくる。このサポートも割れた場合、42,451.67ドルが次のブレイクアウトレベルだ。
このような動きは、強気のモメンタムが弱まったことを示唆する。この後、数日間の調整が行われるだろう。
一方で、ダウントレンドラインを上抜けると、50,000~50,500ドルのレジスタンスゾーンに挑戦する可能性もある。このゾーンから再び下降に転じた場合、数日間はレンジ相場が続く。
上昇トレンドの再開を告げるためには、50,500ドルを超えて価格を維持する必要がある。上昇局面での次のターゲット目標は60,000ドルだ。
ETH/USDT
イーサはここ数日、3,335~3,377.89ドルのレジスタンスゾーンと3,000ドルのブレイクアウトレベルの間で取引されていた。8月31日に3,377.89ドルを上抜けてクローズしたことで、この混迷は上向きに解消された。
ETH/USDTの日足チャートは、8月31日に3,377.89ドルをブレイクし、終値で3,377.89ドルを上回った。これは上昇トレンドの再開を示唆しており、次のターゲット目標である4,000ドルに到達する可能性がある。
上昇している20日EMA(3,212ドル)と買われ過ぎゾーンにあるRSIは、強気派が支配していることを示している。もし価格が現在のレベルから下降に転じた場合、強気派は3,377.89ドルから3,335ドルの間のゾーンを守ろうとするだろう。
20日EMAを下回り、クローズすると、供給が需要を上回る最初の兆候となる。3,000ドルのサポートを下回れば、より深い調整が始まるかもしれない。
XRP/USDT
XRPは8月31日に20日EMA(1.11ドル)から反発したが、ローソク足の上ヒゲは、弱気派がダウントレンドラインを守っていることを示唆している。ポジティブな点は、強気派が今日も直上のレジスタンスを超えて価格を押し上げようとしていることだ。
もし強気派の試みが成功すれば、XRP/USDTペアは1.35ドルまで上昇し、その後1.66ドルに向かうだろう。正の傾きを示し始めた20日EMAとRSIがプラスの領域にあることから、強気派が有利なことがわかる。
逆に、ダウントレンドラインから下降に転じると、20日EMAまで下落する可能性がある。1.05ドルを割り込んでクローズすると、ディセンディング・トライアングルのパターンが完成し、200日SMA(0.88ドル)まで、そしてパターンのターゲットである0.75ドルまでの下落が始まることを示している。
参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/price-analysis-9-1-btc-eth-ada-bnb-xrp-doge-sol-dot-uni-luna
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Source: 仮想通貨情報局