CoinMarketCapによるNFTの時価総額トップ10のうち、7つは「アバターNFT」と呼べるものだ。つまり、マンガのキャラクターや画素化された人物の顔画像ということだ。
アバターNFTの人気
チャートの上位を占めるNFTには、クリプトパンクス(CryptoPunks)、Bore Ape Yacht Club、Pudgy Penguinsなどが含まれるが、これらはすべて、ツイッター界隈で熱心に褒め立てられている。
これらのマンガの顔は今のことろ、Meebitsなどの「メタバース」ゲームアセットや、SuperRateが販売するアートNFT、さらにはNFTの世界で最大のメインストリームブランド「NBA Top Shot」を含む他のタイプのNFTを押しのけている。
それはなぜだろうか?
この記事では、NFTの不思議な魅力を深く探ってみよう。表面的にNFTは、一連のコードと(多くの場合は)JPEGへのリンクであり、異常なまでの収集熱の対象となるとは考えにくい。しかし、主要マーケットプレースのオープンシー(OpenSea)での取引高が高騰を続けるなど、明らかに熱狂的な人気を誇っているのだ。
アバターが優勢であることは、この不思議で不可解とも思える爆発的関心を理解する強力な手助けとなる。
主にツイッター上において、NFTをアイコンに表示するのは、それを保有している場合のみだという社会規範が急速に生まれつつある。保有していないNFTをアイコンにしているのが見つかれば、評判に傷がつくリスクもある。
暗号資産ツイッターの世界は、プロにとっては大切な場であり、非常に明白なステータスゲームが進行中である。つまり、最高級のNFTを表示できる人々は、自らの富と成功を見せびらかしているのだ。
ステータスシンボルとしてのNFT
するとNFTは、我々の最も深い本能をうまく利用しているということになる。人間は、近い親戚のチンパンジー同様、社会的ステータスとヒエラルキーにこだわる生き物なのだ。
アバターNFTは、クリプトパンクスがなぜだか最初から成功させたその発行の仕組みによって、この本能をうまく利用している。
アバターシリーズの大半は、5000〜1万と、大量だが厳格に制限された限定数で発行される。そしてその多くが、一連の「フィーチャー」からアルゴリズムで生成されて異なる希少性を持っており、非常にシンプルな内部ヒエラルキーが生まれている。
それと同時に、フィーチャー内に多くのバリエーションがあることで、買い手は自分のアイデンティティや好みに合うものを選ぶのが一段と容易になっている。
「アートNFT」と比較してみよう。アートNFTとは、単独のピース、あるいは非常に少数の複数ピースだ。大量の組織的セットに比べると、アーティストやスタイルを超えたアートNFTのヒエラルキーは非常に不明瞭で主観的だ。
クリプトパンクスにももちろん、その中でよりクールなものやより希少なものがあるが、皆が最も欲しがるものが、残りのクリプトパンクスをも魅力的にしている。単独のアートNFTには、非常に深い個人的魅力はあるかもしれないが、(階層的)コミュニティーに対する明白なつながりは薄い。
アバターNFTの限定数という特徴も、極めて大切だ。クリプトパンクスと、こちらも2017年にリリースされたが、パンクスのように人気を留めることのできなかったクリプトキティー(CryptoKitties)を比べてみよう。
クリプトキティーが人気を持続できなかったのは、独特のアートスタイルに関係があるかもしれないが、組み込まれた「繁殖」機能がおそらく、最大の弱点だろう。
このようなプログラム可能性は非常に興味深いもので、NFTデザインにおいてエキサイティングな最先端領域であり続けている。しかし、理論的には最大40億のあまりにも多くのキティーがいるという事態につながるのだ。このことが価格をしっかり抑えつけたようで、かなり初期のものでも、クリプトキティーは少額で手に入れることができる。
正式な規範の必要性
NFTアバターのステータスゲームが持続するためには、ツイッター上での使用について生まれつつある規範がますます正式なものとなる必要がある。トレンドの拡散に伴い、暗号資産界の内部関係者によって暗黙の了解となっていることが、とりわけ所有権を公に検証するためのソフトウェアシステムを通じて、正式化される必要があるのだ。
まったく新しいNFTソーシャルネットワークを構築することは、無駄足となるだろうが、ディスコード(Discord)やYouTubeなどのプラットフォームのユーザーはおそらく、自分のNFTアバターを表示するための認証された方法を、サイト上であれ、外部であれ歓迎するだろう。ゆくゆくは、それを要求するはずだ。
つまり、ステータスを追い求める類人猿的人間たちが、自らの本能をオンラインで発揮するチャンスがさらに増えることになる。NFTクリエーターにとっては、確実な成功のチャンスとなるだろう。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/120879/
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Source: 仮想通貨情報局