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日銀よりもGPIF!

投稿日:

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日経平均はザラ場
一時28,000円の大台を割り込み、2営業日連続の大陰線。-1,797円(-4.7%)の下落でも日銀のETF買い介入は2日連続でありませんでした。
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昨日、日経平均は-3.1%(前引け-2.75%)も下落しています。4月までは日銀が必ず支えていたはずです。

TOPIXの前引け段階で-2%以上の下落といった新たな介入基準が見えてきますが、市場動向に柔軟性をもって対応するという発言を安心材料にしていたマーケットは動揺しました。海外投機筋には日経平均株価指数でなら-3%超も日銀は介入して来ないとメッセージを送ったことになります。これでは、日経平均寄与度の高い銘柄への投資はハイリスクとなり、ポジションを小さくせざるを得ないわけで、整理売りが売りを呼びます。

ここまでは建前で、仮に私が日銀のETF買い付けの最高責任者であっても買い付けは見送ったと思います。なぜなら、上値が重い原因だった、信用買い建玉の整理期間が必要と見なすからです。

心理的節目、テクニカルの節目で一気に買い残整理が進むので、その後は逆転現象で上値が軽くなるはずです。そのためには買い残が減ると同時に、下値が重く限定的になるような売り建玉が溜まることが日経平均再浮上の条件となります。

ここから言えることは、節目を一気に抜ける(ナイアガラ)まで軽率なエントリーはしない、ということ。そこまで待てば、節目を抜ける局面では、世界最大の機関投資家といわれるGPIF(長期年金)が買ってくるということです。

※部門別売買動向の中で信託銀行の買いとされるのがGPIFの買いです。2020年末で17.7兆円を運用しています。

その節目となるレジスタンスライン(下値抵抗線)について示します。
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まず、心理的節目28,000円を本日一時的に割っています。楽観シナリオでは日経平均はここから一旦リバウンドを試す展開が予想されますが、GPIFの買いが入るであろう水準は27,500円前後から26,700円のレンジと見ています。

個人的見解ですが、そこまで行くと各銘柄のしこっていた買い残は整理され、GPIFが買わずとも自律反発態勢に入ります。海外勢の方が先に飛びつくかも知れません。

暴落指標は指南書データに照らし合わせ動向を追って下さい。ただし、気を付けるべき点があります。

今回の下落相場では、東証一部の値がさハイテク株に関連する銘柄が強く調整入りしています。これはSQに絡む売り仕掛けの要素が強く、少なくとも今週は手出し不要。また、マザーズ市場は7日続落し、年初来安値を更新。13週・26週線が共に下方転換のデッドクロスとなっています。つまり、長期下落トレンド転換入りを示唆しています。リバウンドは数日と限定的で再下落。小型株であるが故の追証の投げ売り、とことんまで突っ込む可能性をはらんでいます。

つまり、日経平均の暴落指標を追って、たとえ買い判断水準に達したとしても、それは日本株全体の買いにはならず、グロース株・バリュー株・新興株の暴落指標、テクニカルをそれぞれに判断しなければならないのが今回の調整局面の難しさです。

また、トヨタは自社株買い・株式分割・好業績、ソフトバンクも赤字から一転、巨額黒字を計上しました。これらに代表するように、好業績決算、自社株買い、増配企業が今期続出しています。コロナ金融相場を背景にした業績相場への転換が起こっていますので、個別株物色の展開がそこに加わります。

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ご質問のメールを頂きました。すべてに回答できるわけではありませんが、代表として今回取り上げたいと思います。

----- Original Message -----
From: 
To:
Date: 2021/4/26, Mon 17:49
Subject: 届きました。


株道様

お世話になります。
入金後すぐのご送付、誠にありがとうございました。 
相当なボリュームなので時間が必要ですがじっくり読み込みたいと思います。
これまで自己流で少し勉強したぐらいでやってきて画面張り付いて時間を費やした程は結果が伴わず何をしてたのかと暗い気分になっておりました。エントリーが早過ぎで大底圏迄待てず肝心な下げでビビって大きく買えずいつも自分の買値手前で失速のパターンでした。
この魂のノウハウをじっくり身につけさせて頂き勝てる投資家になりたいと思います。

 許されるなら一つだけ質問したいのですが、私は現在50代半ばで平成バブルの頃社会人デビューしました。その頃は全く株の世界など知りませんでした。自分が現役の間もう大相場は来ないと思ってましたが30年経って大きな波が来てるので期待も込めて平成の高値を抜いて来ると思ってしまっています。これだけ世界中でお金を刷ったので株はまだ暫く上がると考えておりますがこう考えて相場に向かうのは負ける元でしょうか?株道様のお考えを少しだけでもお伺い出来れば嬉しいです。
iPhoneから送信

回答:
コロナによる世界的な金融緩和相場。そして、経済回復期にみられる海運・鉄鋼・資源株の急騰、バリュー株全体の底上げで業績相場への移行も進んでいます。

これほど恵まれた相場環境でノーポジション、投資をしないといった選択肢は機会損失なのかも知れません。

ただし、今からバブルに乗るか乗らざるべきかといった考え方は少々危険かも知れません。なぜなら、株で資産を増やすにあたってバブルになるかどうかはそれほど重要ではありません。バブルは高値追い。資金管理ができていないと最終的にすってんてんになります。儲けられるチャンスと同量のリスクを背負うのがバブルの本質です。そして、高値圏からさらに上昇する銘柄を選び出すことは容易くありません。

今回の下落のようにどんな大相場でも調整を挟まない相場は存在しません。それは需給の法則です。プロの機関投資家はあらゆる手を使って、相場に山と谷を作り出し、需給を操作し、ボラティリティーを生み出してきます。それが彼らの飯の種になります。

では、それを利用してやろうじゃないですか。

大幅に下落調整した銘柄が過去どの程度の平均リバウンド率を持つのかを知るのは簡単です。過去のチャートにその戦歴がすべて刻まれています。

そのようなリバウンド率の高い銘柄を監視し、オーバーシュートする急落を待つ。さらに分割買い下がりのエントリーを徹底すれば、むしろ下落相場の方が短期間で資産形成できると思います。

上昇局面で大幅高する銘柄を選び出すことは難しい。暴落局面ではほぼすべての業種が一斉に下がるので、リバウンド率の良い銘柄を出動させれば良い。

私はこの考えで相場を生き抜いており、バブルであろうがなかろうが、相場が上がろうが下がろうか、エントリーポイントに困ることはありません。

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感謝メール2
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「購入者さまの声」


Subject: RE: 「株道」フォローメール

秘儀三十八手読ませて頂きました。

株式投資で利益が得られる本質の真実が素人でもわかりやすく
書かれており感動の内容でした。

私は事業投資ではそれなりに成功しておりますが
その過程に置いて、自己啓発、幹部育成、メンタル強化等の
セミナーに従業員を幾度か動員しましたが、

それらの多くは数十万レベルのものでした、当然情報、スキル、ノウハウ提供による結果は
お金の価値では代えられないものであり、それはそれで納得でしたが。

今回のこの秘儀三十八手の内容はそれらの営業ベースを超えた
真実の成功へのまさに秘儀が書かれており素晴らしいものでした。
そこにはそれだけではなく著者の利益だけではなく本当に
落とし穴に落ちる人を減らしたい、利益をしっかりあげてほしいという
思いがこもった内容で著者の心意気が感じられるものでした。

その内容でこの価格はおどろきです。
今回本当にいい出会いでした。
まずはお礼まで

PS  
購入後のフォローメールにも感動です。
ありがとうございます。



Subject: 東京都の  
です

こんばんは。昨日、相場帳第2弾届いております。どうも有難うございました。
あれだけの量を書きまとめるのには、大変な労力と時間を費やしたことと思います。

早速読ませていただきまして、本当に購入して良かっなあと、満足感でいっぱいです。
私の知りたかった事や、誰も教えてくれない事がたくさん書いてありました。

本屋さんで探しても、おそらくこのような内容の本は見つからないでしょう。
貴重な投資体験談や、ノウハウを教えていただき、心から感謝いたします。

ただ、初心者の私には難しい部分もあり、マスターする迄には何年もかかりそうです。まずは、株用語から勉強しないと先に進めませんね。

最後のページにあった、著者不明の文章、何度も読み返しました。
株取引云々より、自分の生き方を見つめ直す良い機会になったような気がします。
これからは、この相場帳を私の参考書にして頑張ります!
本当に本当に有難うございました。ペコリm(._.)m


Subject: Re: ありがとうございました。

株道 さま

相場帳・実践編の資料送付、ありがとうございました。

数回にわたり拝読し、「真」に迫った実戦的な中身に加え、
ご自身の体験からの想い・気持ちの入った文章にもリスペクト
を抱きました。心から、感謝申し上げます。

特に、暴落相場で投資する具体的な方法は、これまでさまざまな
投資本・ブログなどを読む中で、初めて眼にしたものでした。
東日本大震災やリーマンショックの大暴落以後、株価が上がった
ことは知っていましたが。。実践的手法には初めて触れました。

株の怖さを知らなければ、自分の欲の代償に大損失を知ることになります。1000回のトレードと500回の過ちを繰り返さなければ、相場で生き残る相場観は養えません。しかし、近道はあります。他人の歴史に学ぶことです。指南書は、個人投資家がプロを相手に相場を生きて勝ち抜くための手引書です。「指南書」読んだ後に見える、圧倒的な相場観の違いに驚いて下さい。




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