緊急事態宣言「催促相場」

世界最大級客船「アリュール・オブ・ザ・シーズ」

日本株は二日連続大幅安でチャートは窓開け「二空叩き込み」となっています。７５日線を割り込み、保ち合い下放れ。

随分と下げたように思いますが２日で-４％程度の下落です。長期トレンドが転換するまでには至っていません。

東証が２０日公表した１６日時点の信用取引の買い残が３.２兆円に及んでおり、需給面での二空叩き込みの主要因となっています。

副次的要因は空売り建て玉のパワー不足です。日経ダブルインバースの信用残を見れば良くわかります。上昇を抑えられた横ばいの地合いでは高値を売ってくる建て玉は増えません。そうなってくると相場とは良くできたもので、新しい空売り玉を生み出しに向かう、つまり、悪材料を織り込みにいきます。

現時点での懸念されている悪材料は以下の通りです。

・緊急事態宣言への不安
・東京オリンピック中止（世界規模の感染再拡大）
・米中対立化の日中関係
・円高進行懸念
・日銀ＥＴＦ買い入れ水準変更
（昨日は前場TOPIX-1.25％ETF介入なし。本日は前場TOPIX-2.17％で介入あり７０１億円）

日経平均寄与度の高い銘柄を買っても、日銀という受け皿が出口戦略として機能していない以上、短期筋は相場を力業で動かせず、積極的に買わない、いや、買うことができない日本株という構図ができているようにも思えます。

３月に日本株を利益確定で大量に売りさばいた信託銀行（ＧＰＩＦ年金）も２７,５００円以上の高値はしばらく買ってこないでしょう。日本株買いの主体はこれまで以上に海外機関投資家の長期マネーの流入に依存することになると思います。

トワイライト「オワシス・オブ・ザ・シーズ」

本日のマーケットではグロースもバリューも売られています。そのせいで新安値銘柄数が急増しています。マザーズも-３.２６％安。この相場は銘柄循環物色でもなくセクターローテーションでもなく、市場の声が日本株は割高で買えないと判断した水準訂正です。

新安値銘柄数：217
２５日線かい離：-3.20％
信用評価損益率：マザーズ-15.38％
値下がり銘柄数：2028（全面安）
売買代金：昨日2.4兆円、本日2.6兆円（低水準）
※指南書「株道の教え-最終章-」P.4～5，16，23～24，73～74，76～77参照

４月解散、５月総選挙、６月五輪中止という話も急浮上するほどマーケットは不安で思惑が交錯しています。一定のリバウンドはあってもすぐに高値をとっていく地合いではなさそうです。一先ずは緊急事態宣言が発令されたとした後の悪材料出尽くしへの反応を確認したいと思います。相場のかじ取りが難しいことは間違いありませんが、すべての銘柄が買えない相場もありません。指南書のP73～74の項目を特に確認しておいて下さい。

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「購入者さまの声」

Subject: RE: 「株道」フォローメール

秘儀三十八手読ませて頂きました。

Subject: 東京都の　　です

こんばんは。昨日、相場帳第２弾届いております。どうも有難うございました。
あれだけの量を書きまとめるのには、大変な労力と時間を費やしたことと思います。

早速読ませていただきまして、本当に購入して良かっなあと、満足感でいっぱいです。
私の知りたかった事や、誰も教えてくれない事がたくさん書いてありました。

本屋さんで探しても、おそらくこのような内容の本は見つからないでしょう。
貴重な投資体験談や、ノウハウを教えていただき、心から感謝いたします。

ただ、初心者の私には難しい部分もあり、マスターする迄には何年もかかりそうです。まずは、株用語から勉強しないと先に進めませんね。

最後のページにあった、著者不明の文章、何度も読み返しました。
株取引云々より、自分の生き方を見つめ直す良い機会になったような気がします。
これからは、この相場帳を私の参考書にして頑張ります！
本当に本当に有難うございました。ペコリm(._.)m