記事執筆時点で、OKExはコインマーケットキャップにおいて24時間取引量で世界第3位であり、過去24時間の取引額はおよそ18億ドルとなっている。
CNRのリポートは、「デジタル通貨の背後にある秘密を暴く」ことを目的としたシリーズの一環。リポートでは、OKExを利用しているヤン氏の言葉が引用されている。同氏はOKExが依然として中国人ユーザーのために北京で会社を運営していると考えており、ベリーズへの本部移転や香港へのチーム移転は表面上のことだと主張する。
ヤン氏によれば、OKExは仮想通貨の先物取引を実際に行っているが、OKExはそれを「契約取引」と呼んでいるという。またCNRのリポートは、中国では仮想・法定通貨間の取引が禁止されているにもかかわらず、OKExが「ポイント同士の取引」という体裁で、アリペイやウィーチャットの口座での支払いを受け付けていると指摘した。
さらに、ヤン氏を含むOKExの投資家が実態について公安当局や産業・商務当局に報告したところ、金融当局が対応していると言われたという。
記事執筆時点で、コインテレグラフのコメント要請に対し、OKExから回答は得られていない。
今年2月、中国では「金融リスク」を理由に、国内の仮想通貨取引所の禁止に続き、外国の取引所もブロックされた。しかし、仮想通貨に対する取り締まりにもかかわらず、中国では仮想通貨やブロックチェーンの開発がいまだに盛んだ。
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Source: 仮想通貨情報局