株式市場は春の嵐。
3月権利落ちを前に、キャピタルゲイン(値幅益)もインカムゲイン(配当益)も施しをくれるほど相場は甘くないということです。
さっそく相場概況を見てみます。
日経平均は二番天井の高値から約-7%下落しています。ダブルトップが完成するネックライン水準での大引け。一目均衡表の雲の下限からローソク足のお尻を出したところです。
窓を空けて陰線二本(下放れ黒二本)、安値が切り下がる3本目の陰線、黒三兵まで発生したため、強い売りシグナルにベテランほど買いをためらったと思います。
一旦、初動反発も期待できるエントリーポイントではありますが、投機でこれまでの益は飛ばしたくありませんので、昨日今日の新規買いは見送っています。
今後、上昇に転じるにしても日経平均は戻り売り圧力もそれなりの覚悟が必要かと思います。ちなみに先週、個人投資家は日経レバレッジETFをしっかりと信用買いしていたようです。
25日移動平均線かい離:-3.76%
下落銘柄数:2026銘柄(全銘柄の92%)
信用評価損益率(買い方):-6.805%(マザーズ:-18.25%)
1/29に付けた27,629円割れ(日経チャート下側の青線)はその後の投資判断に大きな影響を持つ重要サポートです(その時が来たらログインページで話します)
日経平均株価で日本株の本質をみることは、値嵩株のアロケーションが落ち着くまでしばらく封印です。TOPIXで実態を見てエントリーポイントを探ることにします。
TOPIXは25日移動平均線を割ったところ、一目均衡表の遅行線の割込みが気になるものの、上昇トレンドを維持できています。下落率にして-4%強の下げ。直近高すぎた銘柄がポジション調整の利食いになっているだけなので個別のリバウンド買いに向けてそろそろ身構え始めても良いかも知れません。すべてが上がるわけではありませんから銘柄選択が非常に重要です。
現在、日本のみならずアジアが軒並み売られ、海外勢のポジション調整の利食い対象になっているようです。
アジア売りとなる世界情勢は以下の通りです。
・バイデン政権下での米中「新冷戦」対立
(米国とEUがウイグル人権問題を取り上げ中国制裁)
・欧州でのコロナ再拡大
(EU各国のロックダウン相次ぐ)
日本株を動かしているのは今もなお海外投資家であることは紛れもない事実です。世界の投資マネーはリスクヘッジされながら常に流入と流出を繰り返しています。日本株の調整はその一環です。大相場を完全崩壊させるには材料不足。コロナ再拡大でグロースが見直されるわけでもないところを見ると、現段階においては、必要悪の調整局面かと思います。
日経レバも日経インバースも需給の教科書(参考)にはなり得ますが、売買対象ではありません。養分にならないように気を付けて下さい。あくまで個別株の売られ過ぎに妙味が出てきます。
◇株道のひとり言◇
様々な投資情報が無料で手に入る世の中になりました。若い世代はお金を支払ってまで投資を学ぶのに抵抗があるかもしれません。株道の「指南書」もその中の一冊かもしれません。
しかし、一人の投資家の投資人生をかけた「魂の書」は世の中にどれほどあるのでしょうか。
私は読者の皆さんに相場解説をしながら、「指南書」を持たいない人には私の伝えたいことの半分も届いていないことはわかっています。指南書の売買判断資料を前提に、購入者側に配慮しながら、時にはログインページを使って語っていますので、初心者には理解に苦しむところも多々あると思います。
ブログの最後にいつも貼っている「購入者の声」はすべて一言一句、本物を掲載しています。今までもこれからも絶対に信頼を裏切ることはあってはならないと思っています。私も子を持つ親です。自分の心をそして人生を汚したくはありません。誠実に恥じぬよう運営しています。そこで指南書を手にとってもらうには皆様との信頼関係を築くしかないこともわかっています。
ブログを始めた頃、わたしは週二回の更新に加え、お悩み・質問メールにすべて丁寧に回答していた時期がありました。ヘッジファンドが大暴れし「死にたい・・」「妻とも別れもう人生終わりです」「損切りできずに500万円の含み損です」など。それはそれはほおっておけなかった。そのようなメールは日に合計30通を超えることもありましたし、一人とのやりとりが数十回に及ぶこともありました。睡眠時間を削るしかなく、眼精疲労が度を越し、ついに私は体を壊しました。
今は無理をしないでストレスのない執筆を心掛けています。内心、二週間の一度のブログ更新では信頼関係は築けないことも知っています。
今でなくても良いです。自分の投資に限界がきて、本当に困ったとき、指南書を手にとってみて下さい。私の投資人生の教訓に加え、多くの方からの投資の悩みを取り入れ、改訂し続けてきた指南書です。必ず貴方を救ってくれる一文に出会えるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。ランキングに参加しています。応援のクリックをいただけると更新の励みになります。
指南書実践編 詳細は下記タイトルをクリック
「人に教えたくない私の売買手法 -秘儀三十八手-」
勝ち組だけが知っている厳選38手法を公開。
「株道の教え-最終章-」の指南書には、エントリーを値ごろ感だけに頼るトレードから脱するためのノウハウがすべて詰め込まれています。
「購入者さまの声」
Subject: RE: 「株道」フォローメール
秘儀三十八手読ませて頂きました。
Subject: 東京都の です
こんばんは。昨日、相場帳第2弾届いております。どうも有難うございました。
あれだけの量を書きまとめるのには、大変な労力と時間を費やしたことと思います。
早速読ませていただきまして、本当に購入して良かっなあと、満足感でいっぱいです。
私の知りたかった事や、誰も教えてくれない事がたくさん書いてありました。
本屋さんで探しても、おそらくこのような内容の本は見つからないでしょう。
貴重な投資体験談や、ノウハウを教えていただき、心から感謝いたします。
ただ、初心者の私には難しい部分もあり、マスターする迄には何年もかかりそうです。まずは、株用語から勉強しないと先に進めませんね。
最後のページにあった、著者不明の文章、何度も読み返しました。
株取引云々より、自分の生き方を見つめ直す良い機会になったような気がします。
これからは、この相場帳を私の参考書にして頑張ります!
本当に本当に有難うございました。ペコリm(._.)m
Subject: Re: ありがとうございました。
株道 さま
相場帳・実践編の資料送付、ありがとうございました。
数回にわたり拝読し、「真」に迫った実戦的な中身に加え、
ご自身の体験からの想い・気持ちの入った文章にもリスペクト
を抱きました。心から、感謝申し上げます。
特に、暴落相場で投資する具体的な方法は、これまでさまざまな
投資本・ブログなどを読む中で、初めて眼にしたものでした。
東日本大震災やリーマンショックの大暴落以後、株価が上がった
ことは知っていましたが。。実践的手法には初めて触れました。
Source: 株道 - 人に教えたくない私の相場帳 -