暗号資産(仮想通貨)Polkadot(DOT)の価格が急伸している。
ポルカドットの分散型金融(DeFi)に関わる初めての保険マーケットプレイスが立ち上がる予定だ。
2021年01月3日に分散化保険マーケットプレイスのPolkaCoverが、IDOが行われることが発表された。
IDOとは
Initial DEX Offeringの略。分散型取引所(DEX)で行われるトークンセールを指す。
ポルカドット(DOT)とは
イーサリアムの共同設立者であるGavin Wood氏が開発に携わったポルカドット(DOT)は、異なるブロックチェーン間の相互運用性を目指すプロジェクト。
PolkaCoverはDeFi資産に保険の提供を目指すプロジェクト。
1月15日の直近24時間で8.14ドル(約850円)から11.15ドル(約1160円)まで値を上げ、36%超の騰落率を記録。30日間では+130%と高騰している。
DOTは異なるブロックチェーンの相互運用性を実現するプロジェクトで利用される仮想通貨。好材料を背景に昨年末から騰勢を強めており、データプロバイダーCoinGeckoでは現在時価総額4位となっている。
Bequantの調査責任者であるDenisVinokourov氏は、 Polkadotとの統合を含む分散型取引所であるSushiSwapが最近発表した2021年のロードマップが、DOTの価格が上昇した理由である可能性があると述べました
Polkadotのプロジェクトは昨年5月にメインネットがローンチし、その後も様々なユースケースを生み出すための開発が続いている。Polkadotに関するプロジェクトをサポートするために1000万ドル(約10億円)のファンドを設立したバイナンスによると、300超のプロジェクトが進行中とのこと。
さらに時価総額1位のビットコイン(BTC)をトークン化し、分散型取引所(DEX)やステーブルコインの発行、レンディング等で活用できるようにするプロジェクトも現在進められており、注目が集まっている。
今年はこのBTCをトークン化した「PolkaBTC」のローンチも控えており、13日にはベータ版がもうすぐローンチされることが報告された。今回の価格高騰の背景には、プロジェクトの開発が順調に進んでいることに対する期待の高まりもある模様だ。
また仮想通貨取引所BitrueがDOTの取り扱いを開始し、年利7.3%でステーキングサービスを提供していることが材料視されているとの見方もある。
ステーキングのデータサイト「Staking Rewards」によると、ステークされている数量を米ドルに換算した価値では現在DOTが1位となっていた。
日本企業もテストネット参加
日本のブロックチェーン企業「ステイクテクノロジーズ」が開発するパブリックチェーン「Plasm Network」が、世界で初めてPolkadotのテストネット「Rococo V1」に接続されたことも13日発表された。
Plasm Networkが今年の活動として最も高い優先順位をつけているのが、Polkadotのメインネットに接続し、dApps(分散型アプリケーション)の拠点になることだ。その目標に向けて大きく前進した格好で、テストネット接続後もネットワークは問題なく稼働していると説明。
■テクニカル指標
DOT価格が新たに上昇し始めた場合、11.50ドルと11.60ドルのレジスタンスレベルを簡単にクリアできます。上昇の次の主要な抵抗は$ 12.00レベルの近くである可能性があります。
12.00ドルを超えると、上昇が続く可能性があります。記載されたケースでは、ブルズは$ 15.00レベルのテストを目指すかもしれません。
テクニカル指標4時間MACD– DOT / USDのMACDは強気ゾーンで勢いを増しています。
4時間RSI(相対力指数)– DOT / USDのRSIは現在60レベルをはるかに上回っています。
主要なサポートレベル– $ 11.00、$ 10.70、および$ 10.50。
主要な抵抗レベル– $ 11.50、$ 11.60、$ 12.00。
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Source: 仮想通貨情報局