新型コロナウイルスのパンデミックにより非接触型決済への移行が進むなか、ビットコインATMの設置台数が世界で急増している。
データサイトのコインATMレーダー(Coin ATM Radar)によると、ビットコインATMの設置台数は今年、前年比85%増の1万1798台となった。2019年の約50%増を上回るペースだ。
決済手段としてのビットコインに対する人気の上昇が、ビットコインATMの導入を促している。グローバル・トレード・マガジン(Global Trade Magazine)によると、新型コロナウイルスへの感染懸念によって、非接触型決済市場の成長は加速している。
ビットコインは世界中どこからでも、どんな額でもシームレスな送金が可能だ。スマートフォンやパソコンを使って、既存の銀行よりも比較的安価な手数料で送金できる。
ビットコインATMを利用すれば、現金やデビットカードを使ってビットコインを購入できる。一部のATMではビットコインを売却して現金を引き出すことも可能だ。
コインATMレーダーによると、アメリカでは10月だけで800台以上のATMが新たに設置され、カナダとドイツが続いているという。
複数の上場企業によるビットコインへの投資や、オンライン決済大手ペイパル(PayPal)が暗号資産の取り扱い計画するなど、ビットコイン普及の動きは徐々に広がっている。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/87643/
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Source: 仮想通貨情報局