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仮想通貨ビットコイン、待望の買いシグナル点灯「条件整う」

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9日の仮想通貨(暗号資産)ビットコインは過去24時間で2%以上上昇し、11000ドルのレジスタンス付近で推移している。ビットコインの過去30日間のボラティリティが過去最低まで低下していると報じられるほど低水準が続いていたが、ついに中期の買いシグナルが点灯したことがわかった。

(出典:Coin360 午前11時20分)

ビットコインが一気に上昇したのは昨晩22時ごろにジャック・ドーシー氏が率いるスクエア社が4709BTC(約53億円)を購入したというニュースが入った直後のことだ。一気に300ドル以上上昇した。

スクエア社のビットコイン購入は投資目的であり、同社の2020年第2四半期(4-6月期)終了時点の全資産の1%に相当するという。米モバイル決済企業のスクエアは、自社アプリの「キャッシュ」でビットコイン取引サービスを提供している。

今回のビットコイン購入の理由としてスクエアは、ビットコインが「経済エンパワメントの道具であり世界の人々にグローバルな金融システムに参加する方法を提供する」とし、会社の目的にかなっていると説明した。

同社はこれまで顧客へのサービス提供のためにビットコインを購入したことはあったが、今回は投資目的としたことで市場が好感したとみられる。

買いシグナルが点灯

こうした状況を受けて、コインテレグラフでコメンテーターを務めるドルフィンf氏は、日足チャートに条件が整い、中期の買いシグナルである「HyperTuna」が点灯したと明らかにした。前回点灯したのは7月21日の9249ドル時点だった。当時は複数年のレジスタンスとされていた10500ドルを上抜け、12000ドルまで上昇した。

(出典:ドルフィンf「2020年のBTC/USD日足チャート(青い三角矢印が買いシグナル)」)

ドルフィンf氏はHyper Tunaについて、次のように説明する。

「”Hyper Tuna”売買シグナル発信システムはGMMA(複合型移動平均線、グッピーとも呼ばれる)に独自のカスタマイズを加え最適化したものをベースに、他の8指標も同時に必須条件として出現率を抑え、確度を高くしたものですが、2020年に点灯したのは今回で5回目になります。」

ドルフィンf氏は8日のコインテレグラフYouTubeチャンネルでも、ボラティリティが低くなっていることで、今後大きな値動きが起きることを指摘。さらに「上に触れる可能性が極めて高い」と上昇するとしていた。

KuCoinのハッキングや仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズ氏の訴追など悪材料があった中で、ビットコインが微動だにしなかったことは「上昇基調の中で悪材料を全て受け止めた」ことを意味しているというドルフィンf氏。そしてこの悪材料が晴れたら「当然上に行く」と予想していた。

この中で待っていたのが、スクエアのビットコイン購入とともに点灯した買いシグナルだ。ただ、いくつかの指標をもとにシグナル点灯が最終確定するのは10日の午前9時になるという。

「今回点灯したのはHyper Tunaの中期買いシグナルですが、最終確定するのは明日10日の午前9時となります。(世界協定時UTCの日付が変わるタイミング)。こちらが確定しましたら今後は短期買いシグナルも活発に出現する事となります。」

参考資料:https://jp.cointelegraph.com/news/bitcoin-the-long-awaited-buy-signal-is-lit-conditions-are-right 

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Source: 仮想通貨情報局

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