新たなユースケース誕生へ
ステーキングとDeFi(分散型金融)のプラットフォーム「StakeHound」とのパートナーシップによって、暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)に新たなユースケースが誕生することが分かった。
StakeHound上でXEMをステーキングして報酬を得ることができる。またXEMをステーキングすることで、イーサリアム上で発行されるERC20トークン「stakedXEM」を受け取り、それを担保にしてローンを利用するなど、DeFiのサービスでも活用できるようにする。
ステーキングは、11月中旬に開始予定。
それまでに詳細な情報を提供するとしており、今回のパートナーシップがコミュニティにとってどのような意味を持つのか、どのように収益を得るかについて、さらに詳しく説明を行うという。10月22日にはNEMグループとStakeHoundが合同でAMA(Ask Me Anything:なんでも聞いて)を開催する予定だ。
「#NEMStakehoundAMA」のハッシュタグで、ツイッター上で質問を募集している。
XEMをステークして発行されるトークンはDeFiにおいて、ローンの担保に利用する以外に、流動性を提供することで収益を得ることもできるという。
今回の発表に際し、StakeHoundのCEOは以下のように述べた。
ネムは革新的なPoIやPoS+で、コンセンサスアルゴリズムの設計において常に最先端にいる。
StakeHoundと共にステーキングサービスを提供することで、ネットワークのセキュリティを高めながら、需要が高いDeFiのエコシステムにおいても最先端にいつづけることができるだろう。
またNEMグループの最高財務責任者(CFO)Iain Wilsonは、新ブロックチェーン「Symbol」で相互運用性が向上すれば、DeFiでの活用を広げることができるようになると説明している。
StakeHoundのプラットフォーム
StakeHoundのホームページを見ると、XEMのステーキングについては近日中にローンチと書かれているが、テストを行っている模様だ。
ステーキング報酬の利率は4.5%と記され、ステーキングされているXEMの量が米ドルで書かれている。テストでも実際に報酬が得られるかなど詳細は不明だ。
ステーキングは最低数量が決められておらず、いつでも償還が可能。StakeHoundにXEM送金して、ERC20トークンを受け取ると残高が自動的に反映し、イーサリアム基盤のDeFiでトレードやレンディングに即座に利用できると説明している。
参考資料:https://coinpost.jp/?p=188062
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Source: 仮想通貨情報局