アメリカで成長を続けるDeFi(分散型金融)──イーサリアムブロックチェーン上でデジタルトークンとプログラムが相互接続されたシステムから構成される半自律的取引所と融資サービスなどの金融サービス──は、今年の暗号資産(仮想通貨)業界で最も注目される分野だ。
DeFiにロックされた(預け入れられた)資産は70億ドルにのぼり、年初から10倍の規模になった。
そのため今、大手の中央集権型暗号資産取引所は、DeFiトークンや新しい先物契約、あるいは他の種類のデリバティブに関連したインデックスを導入して、DeFi愛好者たちをターゲットに収益を上げる方法を模索している。
トレーダーにとって、こうしたインデックスは1つのプロジェクトに全資産を投入するのではなく、DeFi全体を売買する方法になる。
バイナンスの新商品
最新の取り組みは、世界最大の暗号資産取引所であるバイナンス(Binance)によるものだ。
同社は8月26日、バイナンス・フューチャーズ(Binance Futures)に「DeFiインデックス・パーペチュアル・コントラクト(DeFi Index Perpetual Contracts)を上場すると発表した。これはドル連動型ステーブルコインのテザー(USDT)建てで、最大50倍のレバレッジを提供する。
「このデリバティブ商品はDeFi(分散型金融)へのより大きなアクセスを可能にする」とバイナンスは発表文で述べる。果たして、この分野における人気商品となるか?
今週はじめ、暗号資産取引所のFTXは、分散型取引所ユニスワップ(Uniswap)のトップ100の流動性プールを対象にした先物インデックスを発表した。FTXはすでに6月に独自のDeFiインデックスを発表している。
「幅広いDeFi商品にアクセスしたいという顧客の需要は大きい」とFTXのサム・バンクマン-フライド(Sam Bankman-Fried)CEOは話す。
ビットコインの上昇率もかすむほどの勢い
バイナンスのDeFiインデックスは、DeFiに関連した10のトークンで構成され、そのいくつかは今年、きわめて高いパフォーマンスを上げている。チェーンリンク(Chainlink)のLINK(リンク)、コンパウンド(Compound)のCOMP、カイバー(Kyber)のKNC、AaveのLEND、ZRXの0x、メーカーダオ(MakerDAO)のメイカー(MKR)などだ。
データサイトのDeFi Market Capによると、DeFiトークンの時価総額は現在合計127億ドルに達しており、基盤となるプラットフォームにロックされている資金の総額を上回っている。
「DeFiはまだかなりの誇大広告だ。多くのコインがかなり持ち上げられている」とノルウェーの暗号資産分析会社アーケーン・リサーチ(Arcane Research)は8月25日、週次レポートに書いている。
暗号資産市場調査会社メッサーリ(Messari)はDeFi関連の30のトークンを独自リストにまとめた。2020年、それらの平均価格は13倍になっている。年初からのビットコインの上昇率56%が、ほとんど無意味なものに思える。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/76764/
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Source: 仮想通貨情報局