金(ゴールド)相場が加熱しています。金は2011年以来の高値を更新して、史上最高値も意識されるような展開になっています。
金融緩和を背景に史上最高値を目指す金相場
世界最大のヘッジファンドブリッジウォーターを率いるレイ・ダリオは、オピニオンである「Paradigm Shift(パラダイムシフト)」の中で、「ほとんどの人は現在のリスクある投資で株式、プライベート・エクイティファンド、ベンチャーキャピタルなどへの投資を考えているが、私はこれらが実質的に良いリターンをもたらす投資となる可能性は低いと考えている。バランスの良いポートフォリオを持つためにゴールドを追加することは、リスク軽減と収益向上の両方につながるだろう」と述べています。
金融緩和を背景に資産の退避先として注目度が増し、ヘッジファンドがゴールドをポートフォリオに組み入れしています。また、6月以降相場は明らかにドル安に傾いており、これも拍車をかけています。JPモルガンは、「ドルは世界の基軸通貨としての地位を失う可能性があると考えている」というレポートを発表しており、その可能性をヘッジしたい投資家多く存在します。
将来ビットコインはゴールドより希少なアセットに
2020年の金への資金流入量は、ビットコインのそれを上回ります。ビットコインも価値の保存手段として、ゴールドと近しい性質を持ち有望です。しかし4~7月にゴールドに流れているのと同様の資金流入はビットコインにはまだ起きていません。
現在、ビットコインもゴールドも年間で供給量に対してほとんど同じ1.8%前後が算出されていますが、これがビットコインは次の2024年の半減期で0.9%になるのです。さらに4年後の2028年では0.5%以下です。ちなみにゴールドは価格が上がると、稼働していなかった鉱山への投資が活発化して算出量が微増する可能性もあるものの、ビットコインにはそれがないという特徴を持ちます。アルゴリズムで新規採掘量が決まっているからです。
筆者が考えるに、ビットコインがゴールドより希少であるというマーケティングはそのうちなされるでしょう。恐らく、フィデリティ(Fidelity)やICEなどの金融機関が行うはずです。フィデリティは既に顧客へビットコインの売買を提供しており、ブロックファイ(BlockFi)などのレンディング企業へ出資している他、最近ではカナダで上場しているマイニングファームHut 8 Mining社の株式を10%保有することも報道されました。
これらの金融機関は、しかるべきときにビットコインの大規模なマーケティングを行うのではないかと予想されます。そして、それは金よりビットコインのインフレーションレートが小さくなる次の半減期頃ではないかというのが筆者の予想です。
「ビットコインという物語はみんなで作れる、みんなで物語に参加出来る」というような主旨の台詞をジャックドーシー氏は述べました。
ドーシー氏はこの台詞をオープンソース開発者視点で述べましたが、ウォール街からはビットコインがゴールドより希少という物語を作り始める人たちが出てくるだろうと筆者は予想しています。なぜならその物語は事実と大きく反していなく、とても作りやすい物語であり、換金性のある物語でもあるからです。
参考資料:https://coinchoice.net/bitcoin-will-be-rarer-asset-than-gold/
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Source: 仮想通貨情報局