フルノードのクライアントソフトウェア「Bitcoin ABC」のリードデベロッパーAmaury Séchet氏は、ビットコインキャッシュ(BCH)が5月15日にフォークを実施し、その他の調整と合わせてブロックサイズを増加することを、あくまで予定ではあるが認めていることがわかった。
Bitcoin ABCの開発者たちは、新しい合意形成ルールが適用されるハードフォークに先立ち、ダウンロードできるBitcoin ABC 0.17.0のソースコードを作成・公開した。ハードフォークは5月15日に予定されており、Block height(ブロックの高さ:ブロックが生成された順番を表す番号)の代わりにMedian Time Passed(MTP:直近11ブロックのタイムスタンプの中央値)を用いて有効化のタイミングを決定する。
開発者たちは、「直近11ブロックのタイムスタンプの中央値が1,526,400,000と等しいかそれより大きくなった時点で新しい合意形成ルールが次のブロックに適用される。新しい機能が有効化される正確な時刻はこのブロックが発見される時間による。」と発表した。
ブロックサイズは32MBへ拡張予定
追加される主な2つの機能は、即時承認とスケーリングだ。新しいフォークではブロックサイズが32MBに増加し、トランザクションの量とスピードが向上する。3月に行われた「Satoshi’s Vision Conference」におけるインタビューにおいて「Bitcoin ABC」のSéchet氏は、スケーリングの為の今回の変更によって「Paypal(ペイパル)のような支払ボリューム」を処理することが可能になると説明した。また、「イーサリアムのような特徴」を導入するために、運用のためのコードが書き直されて追加される。この更新には、資産を表すトークンや、基本的なスマートコントラクトを実現することのできるカラードコインの技術が含まれている。
続けてSéchet氏は、Bitcoin UnlimitedやParityのようなその他のクライアントソフトウェアの開発者が、ビットコインキャッシュの別の実装を行っていることに対する支持を表明した。またSéchet氏は、複数の実装が存在することによって物事が円滑に進むと考えている。
彼はまた、複数のクライアントソフトウェアにより、独占を防ぎ公平性を促進することができると説明した。「複数の実装を持つことは素晴らしい。なぜなら1つのクライアントがユーザーをだますような不正な方向に進んだ場合、そのクライアントが市場シェアを失う代わりに別のクライアントがシェアを増やすことになるため、誠実さが維持されるからだ。」と付け加えた。
開発者たちは発表の中で、ノードを実行するユーザーに対しては新しいバージョンをダウンロードするようにアドバイスし、コミュニティに対しては「取引所、ウォレットプロバイダーおよびその他のエコシステムの参加者に連絡し、ソフトウェアを更新するか、新しいバージョンのBitcoin ABCまたは互換性のあるその他のソフトウェアを利用する必要があることを知らせる」ように呼びかけた。
Bitcoin ABCの開発者たちは、Bitcoin UnlimitedおよびBitcoin Xが、今回のハードフォークに合わせてクライアントソフトウェアを更新する予定であることを報告した。
最近の仮想通貨相場は、ネガティブニュースには反応しポジティブニュースにはあまり反応がないという声も出ているが、5月中旬のハードフォーク後は仮想通貨相場に影響を与えるのかが注目される。
参考URL:https://coinchoice.net/bitcoin-cash-201805-hard-fork/
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Source: 仮想通貨情報局