先週、中国のマイニング業者2社による売りが相場の重しとなった。ビットコイン(BTC)はなんとか9000ドルを回復したが、今週はどうなるだろうか?コインテレグラフは、ビットコイン価格上昇要因を5つ指摘する。
株価より強気
米国の株価との相関関係が指摘されるビットコインは、日曜日に9000ドルを一時下回った。その後回復したものの、不安定な動きが続いている。過去数ヶ月で95%の相関があるS&P500が弱い値動きを見せれば、ビットコインにとっても重しとなるかもしれない。JPモルガン出身のトーン・ヴェイズ氏はこの点を警告している。
ただ、4ー6月期でみると、ビットコインはS&P500のパフォーマンスを上回っている。まだビットコインの心理の方が強いことを示していると言えるだろう。
(出典:Skew「ビットコインとS&P500の3ヶ月チャート」)
次回の採掘難易度低下の可能性
6月17日にビットコイン採掘難易度は2018年1月以降で最大の上昇率を達成した。次回の採掘難易度の調整が約18時間後に控える中、もし低下するよなことがあればマーケット心理にとってプラスとなるかもしれない。
ビットコインの採掘難易度は、ブロックを生成する難易度を指す。10分に1回のブロック生成を維持するため2週間ごとに変更される。ブロック作成に貢献するマイナーにとって、採掘難易度の高さはネットワーク参加へのインセンティブに影響する。
次回の採掘難易度調整は、0.12%のわずかな上昇が予想されている。
(出典:Blockchain「ビットコインの採掘難易度(過去2ヶ月)」)
ビットコイン先物で小さなギャップ
先週末にシカゴマーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物価格の9180ドル〜9250ドル付近に「ギャップ」が生まれた。もしこのギャップが埋まることがあれば、ビットコインは現時点よりわずかながら上昇することになる。
シカゴマーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物市場では、週末などマーケットが休みの際にビットコインが大きく動く場合、「ギャップ(窓開け)」が生まれる。そして経験的にこのギャップは埋められる傾向がある。
(出典:TradingView「CMEのビットコイン先物とギャップ」)
恐怖が強欲を制する
データ提供会社オールターナティブ・ドット・ミーによると、「仮想通貨の恐怖&強欲指数」は現在41で「恐怖」の水準を維持。ただ先週のピークである24日の50からは9ポイントもマイナスとなっている。
(出典:Alternative.me「仮想通貨の恐怖&強欲指数」)
オールターナティブ・ドット・ミーは、ボラティリティとモメンタム、取引量、調査、ドミナンスとトレンドの5項目をそれぞれ25%、25%、15%、10%、10%で計測。0(極端な恐怖)から100(極端な強欲)で日々数値を更新している。
「恐怖」や「極端な恐怖」は、投資家が前のめりになっておらず冷静な判断ができている状態と言うこともできる。
マイナーによるビットコイン売却は収束か
先週は、中国のマイニング業者2社によるビットコイン売りが相場の懸念材料となった。しかし、オンチェーン分析のクリプトクオントによると、6月24日のピーク以降でマイニングプールからのビットコイン流出傾向は弱回ってきている。
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Source: 仮想通貨情報局