ビットコイン、9400～9500ドル突破なるか＝仮想通貨アナリストらが分析

投稿日：2020年3月8日

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3月7日の仮想通貨相場は、ビットコイン（BTC）が前日比でほぼ横ばいで推移した一方、イーサ（ETH）が約3.5％の上昇を見せた。BTCは9100ドル、ETHは240ドル前半で取引されている。

出典：Coin360 17:35時点

ETHを巡っては、取引所バイナンスが最新のレポートの中でETHの取引高が上昇したと報告。イーサリアムの大型アップデータ「ETH2.0」に向けた期待感があるといわれている。またETHの大口投資家（クジラ）の動きを指摘する声もある。

ビットコイン 9400～9500ドルが正念場

ビットコインの今後の値動きについて、仮想通貨アナリストやトレーダーらはどう見ているのか。

コインテレグラフの寄稿者であるアナリストのマイケル・ファン・デ・ポッペ氏は、ビットコインが9150ドルを突破すれば、9400ドルまで上昇すると予測している。デ・ポッペ氏は、9400ドルまで上昇する可能性は高いとみている

一方で、ビットコインが8950～9000ドルのサポートを割る展開となれば、8400～8600ドルまで下落する恐れがあると指摘する。

仮想通貨アナリスト・トレーダーのジョシュ・ラーガー氏は、9400ドルを超えるかどうかが今後の相場を占う鍵になると述べている。

ラーガー氏は9400～9500ドルのゾーンを突破することが、強気継続の鍵になると指摘している。ただ、ラーガー氏は9500ドル以上に上昇する前に反落局面が訪れるのではないかとみている。

仮想通貨アナリストのThe Moonは最新の分析の中で、9280～9570ドルがレジスタンスゾーンになると指摘している。ここを突破できれば、次は1万500ドル近辺が強固なレジスタンスになるとみている。

仮想通貨分析のアーケインリサーチは最新のレポートの中で、ビットコインの強気シグナルを指摘している。

アーケインはビットコインの取引高に注目する。ビットコインは過去数週間にわたり弱気な展開となっているが、取引高は堅調に推移している。「2020年の平均取引高は、2019年のほとんどの月をを上回っている」とし、BTCの強気シグナルだとみている。

Source: 仮想通貨情報局