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週明けのドル円まず最初に注目される上値ポイントは?【為替 予想】

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こんにちは、井手慶之です。

今週もスタートしましたね!
今朝の動きとしては、ドル円は若干安値を更新してスタートしたものの、その後は巻き戻しが発生している印象で、一時は105円を若干回復してきました。

ただし、105円では上値を抑えられてしまっていて、上値は重いという印象も強い状態が続いていますし、先週の相場の雰囲気を見ていると、簡単に今の状況が改善するとも思えないというのが正直なところですね。

また、市場は105円下にはあまり意識されるような重要ポイントがないという部分も気にしていて、勢いをつけてしまうと103円台までも比較的簡単に下落するのでは?という見方をしている市場参加者も少なくないようです。

まぁ、それだけこの105円近辺というポイントが分岐点として意識されており、ここで下に定着となれば103円台、底値固めに成功して上ならば106円~107円という感じでしょうかね。

そこで、どちらか?という部分なのですが、現在の市場を見ていると仮に何かの好材料が出ても手放しで上についていくような心理状況では少なくともないように見えます。
となると仮に上に向かっても上値が重く、基本は売り検討、現状での動きを見ていると105円近辺で強くても横ばいの可能性があるのかな?という形に見え、基本的には浅い戻りからの売り検討を継続していきたいですね。

長期足で見れば、さすがにそろそろトレンドも終期に入ってきたという印象もある中で、そのあたりも勘案しながらですが、今日は月曜なのでまずは欧州やNY時間での反応をしっかりと確認してからという感じでしょうか。

それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう。

ドル円日足チャート(クリックするとチャートが大きくなります)
180326ドル円日足

ドル円日足チャートです。

この日足チャートですが、今朝の動きで若干安値を割り込みスタートし、その後は上に戻している展開になっていますね。
この反応自体は先週の終わり方を見る限りは、思った以上に冷静で前向きな反応だなという印象があります。
ただ、これが実需のドル買いによる反応という意見もあるようで、そうでなくても市場には現在不透明感が広がり、一気に上を伺うような展開ではないことは間違いありません。

そういう意味では、この日足チャートではそろそろトレンド終期には入ってきて、ダイバージェンスもついてはいるものの、ヒドゥンダイバージェンスの可能性もありますし、先週からの下落単体にダイバージェンスを別途つけてくる可能性もあることから、まだ下目線かなという形に見えますね。

注意したいのはトレンド終期というのは安値は切り下げながら途中に頻繁に調整を挟む傾向があり、それが終わればそれなりに反発します。
そういう意味では、安値を抜けて大きく下落するというよりは、上下動しながら安値を更新するという流れを考えておいた方がいいかもしれないですね。

ドル円240分足チャート(クリックするとチャートが大きくなります)
180326ドル円240分足

続いてはドル円240分足チャートです。

この240分足では今朝の動きで小さくダイバージェンスをつけて、その後は反発している状況ですね。
一時105円を回復し、さらに今もその近辺にとどまっている状況です。

よってもう少し上はありそうかな?という印象はあるのですが直近の高値の105.27は意識されそうです。
ここが意識されるという形になると、そこを上限に横ばいの三角形などを形成する可能性があります。

そうなればそれ自体が調整となり、その後続落ということになる可能性が高くなってくるので注意ですね。
また、現在15分足を見てみると細かくスイングしており、思った以上に早くダイバージェンスを上値につけてきそうな状況になっています。

また、105.27の少し下の105.19が今日のPivotのR1となっており、まずは上値のポイントとして105.20前後ということでしょうか。
この近辺できれいなパターンが形成されれば、売りの検討も可能かなというところで、今週最初のドル円の注目ポイントとしては、この近辺に注目していきましょう!

それでは、今週も頑張りましょう!!!
Source: ここ掘れワンワン!「井手慶之のFX為替予測研究所」【為替 予想】

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