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『ワンワン♪』
こんにちは、井手慶之です。
中国の米国への報復関税発表により、一度は下げ止まったリスクオフのムードが再燃、ドル円、クロス円が続落となりました。
今後は米国による追加関税第4弾への警戒が高まっていますね。
この状況、まだ少し継続する可能性があるのと、市場自体が現状ではすぐにリスクオンや期待を持つような展開にはなりにくそうです。
ただし、それでもドル円はどの近辺でサポートされる可能性があるのか？どこまで下落する可能性があるのか？は考えておいた方が良さそうですし、それとともに戻り目安もしっかりとチェックしておきたいですね。
現状のドル円はある程度戻るまでは戻り売りメインとしたく、その目安をしては110円近辺までは上値重いようなら戻り売りというところでしょうか。
日足を見ても反発の予兆、ボトムになったという雰囲気がないことから、そのあたりにも日々注目しながら今後を見守っていきたいと思っています。
今日はそのドル円の日足チェック、そして今後の上下のポイントや下値の目安などを中心に今後のポイントをご紹介します！
それでは、ここまでのドル円チャートを見てみましょう！
ドル円日足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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ドル円日足チャートです。
この日足チャートですが、昨日の下落は一旦止められた印象はあるのですが、それでも陰線は大きめ、明確なヒゲという訳でもないので続落の可能性は残されているというチャートに見えます。
ただ、仮に昨日の陰線と同じような大きさの陽線が形成されれば状況が変わる可能性があるので、その点は注意ですね。
そして戻り目安としては直近の下落に引いたフィボナッチ23.6％（109.80）、38.2％（110.30）近辺、そして下値のポイントとしては現状は既に直近の上昇に引いたフィボナッチ（青）の38.2％～50％のゾーンに入っているため、この近辺で止められる可能性がありますが、同時に抜ければその足の61.8％の107円台近辺が見えてくるといったところでしょうか。
まずはこれらのポイントはチェックすべきポイントとして頭に入れておきたいですね。
その上で、さらに短い時間足も見ながら、今後の上値の重さ＆反発の強さなどをチェック、さらにトレンド転換ポイントなどをチェックしておきたいですね。
現状は110円近辺を中心に上値重いようなら戻り売り、反発が強いようならもう少し様子見といったところでしょうか。
ドル円240分足チャート（クリックするとチャートが大きくなります）
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続いてドル円240分足チャートです。
この240分足チャートですが、すでに何度かダイバージェンスをつけている状態なのですが、それでもRSIの戻りが弱く、レートが今後上値重く戻ればヒドゥンダイバージェンスがついてきそうですね。
そして、この下降トレンドのトレンド終了ポイントとしては緑の楕円で囲った110.03は注目すべきで、ここを強く抜けるようならその上のフィボナッチ38.2％（110.30）は気になるものの一旦の大きな戻り局面となる可能性が出てきそうです。
これらを総合するとやはり110円まで戻りが弱いようなら戻り売りが良さそうです。
ただし、直近安値からの反発をこの240分足で見ると思ったよりも戻りが強いように見えます。
これを60分足で見ると日本の株式市場が始まった後の一時的な巻き戻しによるもののように見え、今後上値が重いようだと直近のワンスイングで引いたフィボナッチ（青）の61.8％（109.64）から78.6％（109.81）または110円近辺で上値を止められるのでは？と思っています。
そういった意味では110円を中心に、強く抜けるようなら目線変更の可能性は考えるも上値重いようだとやはり下トライといったところでしょうか。
それでは、今日も頑張りましょう！！！
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Source: ここ掘れワンワン！「井手慶之のＦＸ為替予測研究所」【為替 予想】