イーサリアムネットワークでのステーブルコインを使った送金額がネイティブ通貨のイーサリアム(ETH)を超えた。仮想通貨データ分析企業メサーリの調査で明らかになった。
メサーリ(Messari)のリサーチアナリストのライアン・ワトキンス(Ryan Watkins)氏は、イーサリアムネットワークでのステーブルコインの送金額が同ネットワークのネイティブ通貨であるイーサリアム(ETH)の送金額を「逆転した」とツイートした。
「これは主にテザー(USDT)がイーサリアム版に移行したことによるもの。週ベースでは逆転は2019年半ばに起きた。その以来、変化は著しい」
イーサリアム(ETH)がそのネットワーク上でステーブルコインに逆転されたことは、ステーブルコインの信頼性の大きな前進を意味している。
イーサリアムネットワークは相互運用性(インターオペラビリティ)を備え、そのエコシステム内で多数のトークンを運用でき、複数のトークン間でのシームレスな取引を実現している。
そしてワトキンス氏が指摘したように、ERC-20トークン(ERC-20規格に準拠してイーサリアムネットワークで発行される新しい仮想通貨の総称)は今、大きな需要を集めている。主には米ドルに裏付けられたステーブルコイン「テザー(USDT)」の人気のためだ。
テザーは2019年4月〜5月のどこかの時点でイーサリアムを逆転した。送金額がイーサリアムを上回り、以来、テザーが優位を保っている。
デザーの発行元であるTether社は当初、テザーをビットコインブロックチェーンで発行していたが、2019年4月、イーサリアムへの移行を開始した。
参考資料:https://www.coindeskjapan.com/37269/
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Source: 仮想通貨情報局