開発者に採掘報酬を還元する提案に反対
ロジャー・バー氏がCEOを務めるマイニングプール「Bitcoin.com」が、ビットコインキャッシュ(BCH)のマイニング報酬の12.5%を開発者へ還元しようという提案に対し、支持しない意向を表明した。
マイニング税の導入は、BCHの最大手マイニングプール「BTC.TOP」のCEOであるJiang Zhuoer氏が先週、提案を行なったものだ。開発者も長期に渡って無給で作業を続けることは不可能なため、計画を推進すると述べた一方で、徴収額が負担となり、他の仮想通貨へハッシュレートが移る可能性も懸念材料として上がっていた。
Bitcoin.comは28日のブログで、現状では、チェーンが分岐するリスクが低くなるように合意が充分に得られない限り、どんな計画も支持しないとする表明を行なった。
「我々はチェーンが分岐してしまったり、経済基盤を変えてしまうような危険は冒さない。そのためにはどんな提案も、企業や取引所、マイナーなど、BCHに関わるできるだけ多くの人々と議論することが必要である」と説明。現在の提案では充分なサポートとは言えないため、全ての関係者に利益になるような計画を考えると述べた。
先週の時点では、AntpoolやBTC.comら4つのマイニングプールと共に、Bitcoin.comも提案に同意していると報じられていた。この5つのマイニングプールで、BCHのハッシュレートの約3割を占めており、Bitcoin.comは全ハッシュレートの内およそ3%〜5%ほどを占めている。
参考資料:https://coinpost.jp/?p=129125
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Source: 仮想通貨情報局