ドイツの第2位の証券取引所ベールゼ・シュトゥットガルト・グループが手掛けるデジタル資産取引所が、一般向けの取引を開始した。ユーロとビットコインの取引を提供する。ベールゼ・シュトゥットガルトが6日にプレスリリースで発表した。
ベールゼ・シュトゥットガル・デジタル取引所(BSDEX)は今年9月に公開された。ドイツの銀行法に準拠した取引所だ。9月時点では、一部のユーザーにのみサービスを提供していが、今回一般向けにサービスを開始した。
利用できる条件は、18歳以上でドイツ居住者であり、ドイツの銀行口座を持ち、欧州経済領域(EEA)加盟国の国籍が必要だ。
現在はユーロとビットコインの取引のみだが、将来的にはほかの仮想通貨やセキュリティトークンの取扱いも行う計画だという。最終的にはドイツだけでなく、EU全域にサービスを展開することを目指している。
ベールゼ・シュトゥットガルトは12月3日、ブロックチェーン技術とトークン化に関する諮問委員会も設立している。学術研究者や専門家で構成される委員会で、ブロックチェーンやトークン化を使ったイノベーションを議論する。
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Source: 仮想通貨情報局