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日経平均は本日ザラ場で２３,０００円を割り込みました。２５日移動平均線を大陰線でまたぎ、１１月５日に空けた窓をテクニカル上は埋めた格好です。
（指南書「秘儀三十八手」秘其の七、参照。）
アイランド・トップ（小島天井）となるのかはまだ断定できません。日中足で２２,７００円（-４２２円）付近まで下落していますので、強い相場の定石通り、大陰線を打ち消す値戻しをしています。ここまでは想定内の動きかも知れません。これで日柄+値幅調整を終えるのか。
株価の均衡状態が崩されたことで、行き詰まりからの需給転換を暗示した一日となりました。
しかしながら、大引けでは２５日線と大台までも回復。ガス抜き後、再び２３,０００円台を定着、トレンド継続か、海外勢の本格的な利食い売りが加速するのか、トレンドの転換の重要局面であることは認識しておくと良いと思います。
一先ず、本日は長い下髭で切り戻したのは事実であり、暴落に繋がる売り崩しは引け値では成立していません。アイランド・リバーサル形成と言っていいものなのか、後日、判明します。
海外勢の利食い売りを日銀のＥＴＦ買い（７０３億円ずつ）で吸収する構図がある現状では、一気に売り崩して自らの利幅を狭めてくるとは考えにくいですが、ヘッジファンドのポジション調整月なだけに安易な憶測での売買はハイリスクです。
「離れ小島」でトレードされた先物買い残は本日ですべて含み損となっているはずです。明日以降、ギャップダウンで始まった場合、アイランド（小島）部分で買って含み損となっている投資家たちのロスカットの売りが出ます。ギャップアップで窓埋めできても、利食い売りが進み、戻すのもなかなか容易ではないかも知れません。離れ小島形成の１２日間はまずまずの出来高が伴っているので、上値停滞型のアイランド・トップとなり、通常、天井形成の確率が高まるとされています。
アイランドリバーサルの形を打ち消していけるのか、そこに仕掛ける側の真意が見てとれるはずです。
前回のブログでも言いました通り、上にも下にも振ることができる怖さの中で、仕掛けて来ていますので、その意図が読めるのならエントリーも可能なのでしょうが、読めないのなら今日の大引けを見る限り、明日のエントリーは見送るべきだと考えています。今年はテクニカルの通説破りの一年です。
夏に２兆円超まで急増した負け組投機筋の先物売り建玉。それが秋以降の株高に繋がっています。つまり、ポジション解消の買い戻しを誘う踏み上げとなったわけです。この行き過ぎた売りポジションは今、正常域の上限レベルまで減少してきています。
ピーク時の半分まで裁定売り残が減少したとは言え、まだ高い状態です。踏み上げの最終仕上げは、今なのか、まだ先なのか。グローバルリスクを踏まえた、投機筋のポジション調整にゆだねられています。
日経平均株価が２４,０００円を超えていくには、投機筋の先物買い戻しではなく、年金ファンドなどの海外勢の継続的な現物日本株買いが必要です。米・中・日共に景気後退入りがささやかれる中、リスク資産にお金を流し続けることは簡単ではないと思います。
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秘儀三十八手読ませて頂きました。
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Subject: 東京都の●● です
こんばんは。昨日、相場帳第２弾届いております。どうも有難うございました。
あれだけの量を書きまとめるのには、大変な労力と時間を費やしたことと思います。
早速読ませていただきまして、本当に購入して良かっなあと、満足感でいっぱいです。
私の知りたかった事や、誰も教えてくれない事がたくさん書いてありました。
本屋さんで探しても、おそらくこのような内容の本は見つからないでしょう。
貴重な投資体験談や、ノウハウを教えていただき、心から感謝いたします。
ただ、初心者の私には難しい部分もあり、マスターする迄には何年もかかりそうです。まずは、株用語から勉強しないと先に進めませんね。
最後のページにあった、著者不明の文章、何度も読み返しました。
株取引云々より、自分の生き方を見つめ直す良い機会になったような気がします。
これからは、この相場帳を私の参考書にして頑張ります！
本当に本当に有難うございました。ペコリm(._.)m
Subject: Re: ありがとうございました。
株道 さま
相場帳・実践編の資料送付、ありがとうございました。
数回にわたり拝読し、「真」に迫った実戦的な中身に加え、
ご自身の体験からの想い・気持ちの入った文章にもリスペクト
を抱きました。心から、感謝申し上げます。
特に、暴落相場で投資する具体的な方法は、これまでさまざまな
投資本・ブログなどを読む中で、初めて眼にしたものでした。
東日本大震災やリーマンショックの大暴落以後、株価が上がった
ことは知っていましたが。。実践的手法には初めて触れました。
これまで４度にわたり、(少ないものの)全財産を失った賭博的な
取引を止め、「ヘッジファンドが動くまで待ち、追い掛ける」投資
にチャレンジしてみます。
早速、８月・９月の暴落時には想い切って買い向かい、少ない
ものの利確できました。また、ブログで読ませていただきました
電算システムもタイミング良く投資でき、たいへん感謝しています。
以下、省略・・
Source: 株道 - 人に教えたくない私の相場帳 -